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がんばれ大学受験生-受験お役立ちコラム!
試験日とその前後

 せっかく一生懸命勉強して来ても、本番の試験で実力を出せないことには、合格に結びつかない。体調を整えることはもちろんのことだけど、他にも大切なことはたくさんある。ということでこのページでは、試験日とその前後で大切なことをいろいろ書きます。このページを参考に、最もいい状態で、試験に臨もうね!


<試験の前日>

 試験の前日で一番大事なことは、不安をできるだけ少なくして当日を迎えられる準備をすること!

 受験票・筆記用具・試験休みに読む参考書など、試験に持って行くものの準備は、前日に済ませておくことはもちろん、服の用意、学校までの道順&時間の確認もしておき、翌日余裕を持って試験会場にいけるようにしておこう!

 また、持って行くものだけじゃなく、試験の内容もしっかりと前日までに把握しておこう!過去問はもう前もって演習していることだと思うけれど、それを元に、大問ごとの時間配分と解く順番をしっかりと考えておくんだ。もちろん、傾向や出題形式が変わることもあるけれど、そんなときは臨機応変に対応すれば問題ない。(特に英語は問題量が多いので、しっかり考えておこうね。詳しくはHPの英語のコーナーで。)

 勉強に関しては、いきなり新しいものをやっても時間がかかるし、疲れてしまいがち。一番大事なのは、翌日の試験で実力を出せることだから、前日は必要以上に勉強する必要はない!だから、苦手教科やポイントの最終チェックをするなど、簡単な復習にとどめておこう。

 あと、睡眠時間をしっかりとって、翌日朝早めに起きて、余裕を持って試験に臨むためにも、早く寝ることが大事!ただ、緊張しちゃうと、眠れないときもある。そういう時は、無理して寝ないでも大丈夫!目をつぶっているだけでかなりの休養になるし、眠くなかったらそれを利用しちゃって勉強してもいい。何日も眠れないのは問題だけど、1日ぐらいなら寝れないでも集中して試験は受けれる。定期テストの時に、寝てないのに妙に目が冴えてる時ってあるよね?あれを利用すればいいんだ。(詳しくは「睡眠に関すること」も見てね。)

 とにかく試験前日は、翌日の試験で十二分に実力を出すためにとても重要。いろいろな面でしっかりと準備をしておこうね!


<試験当日の朝>

 当日の朝は、必ず余裕を持って起きよう!人間の脳は、目覚めてから3時間経たないとしっかりと働くようにならない。その点を考えて、起きる時間を決めよう。

 それと、朝食は必ず取ろう!普段から取ってないのに無理してまで取る必要はないけれど、脳を目覚めさせ、試験中まで集中力を持続させるためにも、朝食を取っておく必要はある。(甘いものとコーヒーなどがよいらしいよ。)

 また、前日にしっかりと準備はしているだろうけれど、家を出る前に忘れ物がないかしっかりと確認しよう!まあ最悪、受験票とお金さえ持っていれば大丈夫から、必要以上に神経質になる必要はないけれどね。あと、に関してなんだけど、試験会場は暖房が効きすぎていたり、また逆に全然効かなかったりする。だから、どっちでもいいように、羽織るものを持っていくなど、対策しておくといいね。

 その後試験に向かうわけだけど、もちろん時間には余裕を持って向かわないといけない!向かう途中で何があるか分からないからね。ただ、あまりに早く会場につきすぎて時間を持て余したり、最悪の場合は会場が空いてなくて外で寒い思いをして待たないといけない場合もある。だから、適度な時間につくようにしよう。1時間前ぐらいがいいかな。


<試験前>

 試験会場に着くと、緊張度が一気に高まる。周りの受験生が頭よく見えて、不安になったりもするよね。(それを逆手にとって、英字新聞を読んでプレッシャーをかけろ!なんて作戦もあるもんね。(笑))

 でもね、これはみんなそうなんだ。緊張や不安があるのは、みな一緒!それにつぶされるか、つぶされないかが勝負の分かれ目なんだ!!受験は、他の受験生との勝負以上に、自分との勝負。しっかりとした気持ちで、試験に臨もう!

 今までやってきたことに自信を持ち、「受かるのは自分なんだ!」って強く思い込むのが大事!周りの受験生を敵と思うのではなく、「来年一緒に学校通おうねー」ぐらいの、おおらかな気持ちのほうが、きっとうまくいくよ。

 それと、試験前に筆記用具や時計など足らないものはないか?服装はその会場に合った暖かさなのか?お手洗いは行かないでいいか?なども、チェックしておくのを忘れないように注意。残った時間は、最初に受ける教科の参考書でも、ぺらぺらめくっておこう。


<試験中>

 問題と解答用紙が配られる前に、試験官の指示や問題の上の注意書きがあるときは、それをしっかり読もう。問題が透けて見えるときがあるけれど、逆文字で、しかもよく見えないのを読んだって、大して有利にはならない。(逆に不安が広がるだけ。)だから、試験開始の合図があるまでは、落ち着いておくことが大事!

 開始の合図があったら、まずは落ち着いて受験番号と名前を書く。その後「よし!やるぞ!!」と気合を入れ、試験に取り組む。

 そこで重要なのは、いきなり試験問題に取り組まないこと!まずは、全部の問題をざっと見回し、問題数や出題形式によって、解く順番と大問ごとの時間配分をおおざっぱにきめよう。(もちろん、時間をかけすぎちゃだめだよ。)前日までにある程度考えてきてると思うので、それを利用して、修正するんだ。万が一落丁や、印刷がはっきりしていないものがあった時も、最初に確認しておけば問題ない。

 問題に取り組む時は、最大限集中し、全力で取り組むことが何よりも大事だけど、分からない問題が出てくる時がある。そんな時は、できないことが不安になり、次以降の問題に支障をきたすことがあるけれど、そんな時は、「この問題はどうせみんなもできないし、他の問題で挽回すればいいや!」という、気軽な気持ちで向かおう!受験では、満点を取らなくても、合格最低点さえ取れれば合格できる。総合力勝負なんだから、できない問題があっても、気にしなくていいよ。

 全部問題が終わったら、しっかりと見直しをしよう!まずしなきゃいけないのは、マークミスのチェック。マークされてないところや、複数マークされてるところなどがあったら大変だからね。あとは、記述問題での誤字脱字や意味不明な文章のチェック。例えば、英語の和訳問題なんてのは、問題を見なくても、受験生の書く答えを見るだけでできてるかどうか分かるぐらいなんだから。それでも余裕があれば、自信がない問題から見直していく。全部見直す時間があればベストだけど、なかなか難しいからね。

 そうそう、見直しの時に、「あれ?この答えの方がいいかも?」って思う時がよくあるよね?そういう場合のコツとしては、「まず間違えなく別の答えが正しい時のみ変える!」といい。人間の勘というのはバカにならないもので、最初に選んだものが合っている確立の方が高い。だから、見直しして答えを直す時は、その点に注意するといいよ。


<休み時間>

 休み時間で重要なのは、まずは前の時間に受けた試験のことを完全に忘れること!できなかった問題や、迷った問題の答えをどうしても探したくなるけれど、分かったって書き直せるわけじゃない。合ってればほっとするけど、間違ってれば(というか迷ってる時点でその可能性が高い)次以降の教科に悪影響がでがち。だから、もう終わった教科のことは、完全に忘れてしまうのだ。

 これは、教科全体をミスったときも同様。1つの教科の出来が悪かっただけで、次の教科以降のやる気がなくなったりもするけど、受験は全教科で判断されるだけだから、その分は他の教科で挽回すればいいんだし、それよりも、その教科ごと、その時間ごとに集中して全力で望むことが何よりも大事だからね!

 だから、休み時間に友達とかと雑談をするのは、あまりすすめない!どうしても試験の話になるから、「あの問題って答えが○○だよねー」とか言われると、それだけで自分が合っていても、不安になる。周りで雑談してる人の会話が聞こえてくるときもあるけど、それも無視して、自分の世界に集中した方がいい!(耳栓とかするといいかもね。)お昼休みとか長い時間の休みの時は、友達と雑談した方がリフレッシュできるって人は雑談してもいいけれど、試験の話はしないように前もって話しておこう。お互いにとってのデメリットばかりだからね。「終わったらどこ行くー?」とか、関係ない話の方がいいよ。

 その後は、前の時間の試験の疲れを十分に取ること!次の時間への英気を養うのだ。リフレッシュに外に行って空気を吸うのもいいし、目を閉じて、目や脳の疲れを取るのもいい。(寝ちゃだめだよ。)とにかく、短時間でも休養を取ることが大事なんだ。

 それで余裕があれば、次の教科の参考書でもめくってみよう!面白いもので、休み時間に見たものが、問題に出たりするんだよね。だから、悪あがきとバカにせず、休み時間に見るのも効果的だよ。気持ちや脳を、その教科に向けるだけでも効果があるからね。


<試験後>

 試験が終わったら、その日の試験のことは完全に忘れること!これが何よりも大事。

 もちろん失敗した点を反省したり、できなかったものを調べておくことは必要だけれども、それは全てその後の試験へとつながるものとしてすべき!受かってるかどうかはもちろん気になるけれど、気にしたって結果が変わるわけじゃない。「全力は尽くしたから、あとはなるようになれー。」っていう気楽な気持ちでいた方がいいよ。

 それより何より大事なのは、その次以降の試験のこと。前の結果を気にするぐらいなら、次の準備をしたほうが断然いい!過去問演習&分析、解く順番と時間配分を考えることはもちろん、弱点教科や分野をできる限り勉強するなど、やるべきことはたくさんあるんだからね。


<最後に>

 ここでは、試験前、試験中、試験ごと分けていろいろと書いたけれど、共通してることがある。それは、「その時その時を全力で取り組み、終わったら忘れて、次に切り替えること!」なんだ。

 これは、合格通知が来た後にもいえるよ。合格通知がくると自信になるし、今後の試験は楽になるけど、逆に受かったことで慢心したり、やる気を失ったりして、第1志望校の試験が疎かになることはよくある。また不合格が続くと、精神的に参ってしまい、その後の試験に実力が出し切れないこともよくある。

 でも結果はもう出ちゃったのだから、それを変えることはできないし、それを引きずると他の試験にも影響が出る。手付金を払わなきゃいけないときもあるけれど、どこの学校に行くかなどの進路に関しては、基本的に全部の結果が出てから決めるべきものなんだ。

 ほとんどの受験生が複数の学校を受けるはず。難易度とか、志望度とかに関係なく、その日の試験に、そしてその日の教科に、最大限集中して、全力で取り組むことが何よりも大事だよ!