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がんばれ大学受験生-英語の勉強アドバイス!
受験英語とは

 英語は、いろいろな分野に分けて考えると勉強がしやすい。そこでこのページでは、受験英語とはどういうものかについて書くので、各分野の勉強法に入る前にこのページをしっかりと読もう!


<受験英語とはどういうものか?>

 まずは、受験英語とはどういうものか考えてみよう。

 受験英語とは、コミュニケーションを図る上で重要となるほんとの英語と違い、英語という受験教科のひとつとして勉強するべきもの。最近はリスニングや会話的問題も増え、だんだんとこの2つの英語が統合されてきてるように見えるけど、実際はまだまだ別物。

 ほんとの英語はとても難しい。何年間もかかって勉強して、やっと身についていくもの。だけど受験英語は、しっかりと筋道をたてて勉強すれば、誰でも絶対にできるようになる!

 なぜなら、問われる範囲も決まっているし、効果的に勉強するための考えや順番もかなり明確だし、難易度も受験レベルにとどまっている。ある程度の暗記力(社会や理科に比べれば全然楽)さえあれば、あとは着実に勉強すれば絶対にできるようになる教科。まずはこのことを心に刻んでおこう!

 では次に、受験英語を分析してみるね。受験英語は大まかに、

    1.語彙の問題(単語・熟語・構文などの知識)

    2.文法の問題(語法も含む)

    3.英文読解

の3つに分かれる。もちろん学校によっては、

    4.英作文

    5.会話問題(発音・アクセントも含む)

    6.その他(リスニング、ディクテーション、英語面接など)

が出る。(僕はこれらを分野と呼んでいる。)

 もちろんこれらは単独で問われるときもあれば、組み合わせて問われることもある。問われる、問われないは別にしても、相互に深く関係があることは間違いない。ただ、全部を一緒に勉強するよりも、それぞれを別々に勉強し、その力を統合する方が明らかに能率が良い!

 そして、大学によって重点は異なるけれど、やはり配点が高いのは“英文読解”。(できる、できないに差があるし、総合力を問われるものなので、出題者としても受験生の力を図りやすいしね。)読解ができないと、英語を得意教科にすることは不可能。でも、だからといって、やみ雲に英語の長文ばかり読んでいても、時間がかかる割に効果が薄いので、特に最初はある程度計画を立てた方がいい。

 まず考え方として、英文を理解するための武器に、ある程度の語彙力と基本的文法の理解がないと苦しい! これが面倒くさいしつまらないけれど、これがあると後で英文を読むときに楽になるし、長文を読んでいても楽しくなってくるよ。(受験英語の長文の中でも、結構面白かったり、ためになったりするものも多いんだ。)

 ということで、まずは「ある程度の語彙力と基本的文法の理解」→「英文読解(短くて簡単なものから)」という風に勉強を始めよう。(もちろん読解を始めた後も、平行して勉強するんだよ!)

 さらに、上の1〜3は勉強の初めとして適しているだけでなく、受験英語全体の基盤となるものでもあるんだ。この3つは単独、あるいは複合して問われるし、配点も高いから、できないと致命傷。また、この3つが固まっていないと、4〜6をできるようにするのは難しいからね。(特に英作文は不可能に近い。)

 だから英語の勉強は、語彙、文法、英文読解の3本柱を中心に、その他の部分を付け加えて勉強していこう。この3つはどれが欠けてもだめなので、その中で自分が苦手にしている分野により重点を置き、バランスよく勉強していくといいね。(もちろん、その他の分野も出題されるなら、しっかりと勉強するべきだけど、3つをある程度以上固めてからの方がいい。)

 何回もいうけど、受験英語はしっかり勉強すればそんなに難しいものじゃない。(1年もやれば必ずできるようになる!)でも「じゃあほんとに受験のためだけのもので、受験が終わったら無駄になっちゃうのか?」というと、そうでもないんだ。受験英語で勉強したことが、ほんとの英語の勉強で役立つこともたくさんある。(特に読み書きはほぼ変わらないしね。)だから受験が終わったら、今まで勉強したことを基に、ほんとの英語(外国人と英語でコミュニケートできるようになること)を学んでいこう!(そうすれば英語の楽しさがわかるよ!)→詳しくはここをクリック。