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がんばれ大学受験生-英語の過去問分析!
北里大学(医学部)2003年度

 このページでは、北里大学(医学部)の2003年度の英語を僕なりに分析したものを公開します。過去問演習の時に、参考にしてね!

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<データ>

制限時間−90分
配点割合−150/500点


<解く順番と時間配分>

   〔3〕→〔4〕→〔5〕→〔6〕→〔7〕→〔8〕→〔2〕→〔1〕

   〔1〕20分 〔2〕15分 〔3〕7分半 〔4〕3分 〔5〕5分 〔6〕7分半 〔7〕7分 〔8〕10分 〔見直し〕15分

 *〔3〕〜〔6〕を出来れば20分、最悪30分で解ければ、整序英作文&読解に十分時間を残せるはず。


<問題別分析>

  〔1〕 読解 テーマ−建築(グッデンハイム美術館) ☆☆☆☆

         問1 語彙×5 ☆☆
         問2 図×2 ☆☆☆
         問3 内容把握(英語)×3 ☆☆

 *難しい語彙が含まれているため文章は難しく感じるかもしれないが、類推できるものばかり。何より、問題が平易だし、設問の該当箇所さえしっかり読めれば出来てしまうような問題。文章に惑わされず、速読することが大事。

  〔2〕 読解 テーマ−自然科学(氷河) ☆☆

         問1 語彙×5 ☆☆
         問2 内容把握(英語)×5 ☆☆

  *glacier(氷河)という単語が知っていれば非常に簡単な文章。(知らないとイメージが沸きにくいので、これを機会に覚えよう。)これも〔1〕同様、設問箇所さえしっかり読めれば出来てしまうような問題。全問正解を目指そう。

  〔3〕 空所補充×10 ☆☆☆☆

 *中にはかなりレベルの高い語彙が含まれている。まずは知っているものを確実に、また出来なかった問題の語彙はこれを機会に覚えよう。

  〔4〕 発音×5 ☆☆☆

 *文中の発音が問われており、意味や品詞も考えないといけない。中には難しいものもあり、発音問題としては標準レベルを超えているかも。盲点になりやすいものばかりなので、しっかりと覚えよう。

  〔5〕 文の意味×5 ☆☆☆

 *これも、中には難しい熟語は表現がある。ぜひ覚えておこう。まずは、簡単な問題から着実に取ること。

  〔6〕 間違い探し(文法)×10 ☆☆☆

 *このような問題は、間違いの根拠をしっかりと探すことが大事。2つ以上間違いと思えるものが見つかったら、より確実に間違いと思えるものを選ぶこと。文法力と知識が必要。

  〔7〕 読解 テーマ−会話(火事とその予防) ☆☆

         内容把握(英語)×5 ☆☆

  *会話問題というよりは、読解の問題。会話の流れと状況、さらには設問の該当箇所をしっかりと理解することが何よりも重要。

  〔8〕 整序英作文(日本語付き)×5 ☆☆

 *標準的な整序問題。日本語を最大限のヒントにし、2つの部分に分けて解く、早く確実に解ける。正答率はもちろん、スピードも重要。


<ポイント>

 制限時間が90分なのに対して、問題数が少ないとは言えず、スピードが重要。また、いろいろな分野にわたって出題されているので、総合的な英語力が問われる良い問題と言える。2002年度と比べて、知識問題の難易度が格段に上がっている。ただし、北里の読解問題は設問自体が平易なので、読解を落とさず、知識問題も難しいもの以外を確実に答えれば、十分に合格点は取れるはず。北里に限らず、私立の医学部の問題は、知識問題が非常に多い。地道な勉強が大事である。