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がんばれ大学受験生-英語の過去問分析!
杏林大学(医学部)2003年度

 このページでは、杏林大学(医学部)の2003年度の英語を僕なりに分析したものを公開します。過去問演習の時に、参考にしてね!

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<データ>

制限時間−60分
配点割合−100/400点(1次)


<解く順番と時間配分>

   V→W→X→U→T

   T.20分 U.15分 V.5分 W.3分 X.7分 〔見直し〕10分

 *試験本番では、見直しをする時間はないかもしれない(ただし見直し時間を当てられるのはTとU)。VとYは1問あたり約30秒、長くても1分で解くことが目安。この2問をいかに早く着実に解けるかどうかで、他の問題の出来が大きく変わってくる。


<問題別分析>

  T 読解 テーマ−医学(インフォームド・コンセント) ☆☆☆

         1 同義語 ☆
         2 整序英作 ☆☆☆
         3 空所補充 ☆☆
         4 空所補充 ☆☆☆
         5 派生語 ☆☆
         6 書き換え ☆☆☆
         7 和訳 ☆☆☆☆
         8 単語の単数形と複数形 ☆☆
         9 熟語 ☆☆☆
         10 アクセント ☆☆☆

 *問題が入り組んでいるが、内容に関する設問がないので、いかに設問の意図とその前後にあるヒントを把握して問題を解けるかがカギ。設問は和訳が難しめだが、それ以外はできるべき。語彙の知識問題が多いので、普段からしっかり対策しておこう。インフォームド・コンセントは医学部受験者なら知っておきたいテーマ。しっかりと読み込んでおこう。

  U 読解 テーマ−医学(21世紀における地球全体の課題) ☆☆☆☆

         内容不一致×4 ☆☆☆

 *語彙レベルが高いのでしっかり読むには難しいかもしれないが、設問自体は該当箇所も捜しやすく、間違いを早く探しやすいので、スピードが勝負になる。内容一致しか問題がないのだから、全体の大意を把握し,設問の該当箇所だけ少しスピードを落として読むようにしよう。

  V 熟語&構文×10 ☆☆☆

 *杏林に限らず、このような知識問題が私立の医学部ではよくでる。スピードよく、できれば9割以上、最低でも7割以上は正解したい。

  W 会話問題×5 ☆☆

 *非常に平易な問題なので、全問正解を目指したいところ。会話の流れをしっかりつかめばできる。特典源にすべき部分なので、できなかった人は会話問題をしっかり対策しよう。

  X 英作文×2 ☆☆

 *特に英作文の対策をしなくとも、構文や語彙の知識があればできるレベル。日本文のどこを英作すればいいかをつかみ、素早く解答しよう。語彙が思いつかない時のみ、ヒントがあるかもしれないので,本文の英語を参照すればタイムロスが少ない。


<ポイント>

 2002年度と比べて大問の数は減ったが、分量的には変わりない。これを60分で解くのは、英語が苦手な人には相当にきついだろう。しかし問題自体は標準的、かつ得意な人なら十二分に時間内で解けるので、英語の得意な人と苦手な人との間に、とても差が付きやすい問題といえる。スピードが何よりも大事なので、時間配分を決めた問題演習をし、しっかりと時間内に解けるようにしておくとよい。VとWの知識問題を早く正確に解き、合格ラインの英作文を早く書き、いかに読解に時間を残せるかがポイントとなる。