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がんばれ大学受験生-英語の過去問分析!
埼玉医科大学(医学部)2002年度

 このページでは、埼玉医科大学(医学部)の2002年度の英語を僕なりに分析したものを公開します。過去問演習の時に、参考にしてね!

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<埼玉医科大学(医学部)2002年度の分析>

<データ>

制限時間−90分
配点割合−150/400点(1次)


<解く順番と時間配分>

   〔1〕→〔2〕→〔3〕→〔4〕→〔5〕→〔6〕→〔7〕

   〔1〕5分 〔2〕7分半 〔3〕5分 〔4〕7分半 〔5〕25分(1問当たり5分強) 〔6〕10分 〔7〕15分 〔見直し〕15分

 *全体的に読解が多いので、大問(〔5〕は各問)ごとの時間をしっかり守らないと、全体で時間切れしてしまう。


<問題別分析>

  〔1〕 会話問題(文補充)×5 ☆☆

 *このような問題は、何よりも会話の状況をイメージし、会話の流れに合った選択肢を選ぶことが重要。もちろん会話的表現もヒントになるので、できる限り覚えよう。

  〔2〕 空所補充選択問題×10 ☆☆☆  *ほとんどが文法の問題。中には難し目のものもあるが、できなければならない問題を、確実に答えよう。

  〔3〕 誤文指摘 ☆☆

 *間違いの根拠を、すばやく見つけられるかがポイント。10文中5文なので、確実に違うものをまず見つけ、その後に怪しいものの中からより誤文の可能性が高いものを探そう。

  〔4〕 読解 テーマ−医学(健康診断) ☆☆

         文章中の空所補充(記述)×5 ☆☆☆

 *少し変わった問題だし、記述なので少し難しいが、関係ある項目をしっかりと読めば、正しい語を埋められるはず。空所の部分にどのような品詞や形を入れるかにも、必ず注意しなければならない。

  〔5〕 読解×4 テーマ−いろいろ ☆☆

         内容把握×10 ☆☆

 *短めの文章に、それぞれ設問が2〜3個ついている、TOEIC風の問題。テーマ(トピック)も多岐に渡っている。全体はざっと読んで、設問の該当箇所だけをしっかり読めば、十分問題は解けるはず。本文自体は、速読の練習に向いている適度なレベルのものなので、このような問題をすばやく確実に解く練習を行なうことは、速読力アップにとても有効。

  〔6〕 読解×4 テーマ−会話(医者と警察官の会話) ☆☆

         内容把握×5 ☆☆

 *会話の読解は、細部にこだわらずに全体の流れを追うことが大事。ここでは、「警察官が、家庭内暴力を起こした男についての情報を、彼の主治医である医者に電話で尋ねていること」さえ分かればよい。設問は、該当箇所を特別見つけられなくても、全体の流れさえ分かれば解けるが、自信がないものは必ず根拠を見つけよう。

  〔7〕 読解×4 テーマ−自然科学(環境における持続可能性の概念) ☆☆☆☆

          内容説明(英語記述)×2 ☆☆

 *本文は他のものに比べると長めだし、内容も少し難しい(面白い)が、設問が非常に簡単。英語の記述とはいっても、該当箇所をほとんどそのまま抜き出すだけだし、該当箇所もすぐに見つかる。英語の記述だからとあせってしまうと、非常にもったいない。この問題は簡単すぎるが、他の英語記述の問題も、実は該当箇所ははっきりしている(難しくしてしまうと受験生がほとんど答えられないからだろう)ので、対策さえすれば、差が付きやすいので武器にできるはず。


<ポイント>

 問題のレベル的には、決して難しくない。ただし、他の年度にも共通していることだが、中くらい長さの文章の読解問題が複数出題され、しかも出題形式やテーマも多岐に渡っているので、応用的な読解力が一番のキーポイントになる。いろいろなテーマの文章を読んで読解力をつけることはもちろん、様々な形式の問題を演習し、問題を解く応用力もつけよう。