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がんばれ大学受験生-英語の過去問分析!
東海大学(医学部)2002年度

 このページでは、東海大学(医学部)の2002年度の英語を僕なりに分析したものを公開します。過去問演習の時に、参考にしてね!

*2日分を別々に分析。

「2月6日分」  「2月7日分」

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<東海大学(医学部)2002年度−2月6日分の分析>

<データ>

制限時間−70分
配点割合−150/400点


<解く順番と時間配分>

   〔2〕→〔3〕→〔4〕→〔5〕→〔6〕→〔7〕→〔8〕→〔1〕

   〔1〕20分 〔2〕7分半 〔3〕7分半 〔4〕3分 〔5〕5分 〔6〕5分 〔7〕5分 〔8〕7分 〔見直し〕10分

 *〔7〕〔8〕〔1〕に時間をできるだけ残したいので、その他の選択問題をできるだけ早く解こう。


<問題別分析>

  〔1〕 読解 テーマ−教育(女性の教育の重要性に関するスピーチ) ☆☆☆

         問1 文章中の空所補充×3 ☆☆☆
         問2 和訳選択×3 ☆
         問3 内容把握×3 ☆☆
         問4 内容一致×2 ☆☆

 *文章が長めなのと、会議でのスピーチ原稿なので少し戸惑うかもしれないが、内容的には標準レベル。問題は、問1以外は平易。大体の内容さえ把握し、消去法も用いれば、十分に答えられるはず。問1は、その空所が含まれている文やその前後の部分を、しっかりと読んで解こう。適当に選んでも正解は得られない。

  〔2〕 空所補充×10 ☆☆

 *文法と語彙の知識が問われた問題。語彙問題の対策は、似たような単語の意味をしっかりと区別して覚えること。文法問題の対策は、文法事項の理解と共に、できる限りの問題演習をして知識を蓄えること。

  〔3〕 会話の空所補充×10 ☆☆

 *会話を使った問題だが、会話表現の知識よりも、語彙力がものを言う問題。単語はもちろん、熟語の知識も着実に増やそう。

  〔4〕 熟語の選択問題×5 ☆

 *基本的で、頻出の熟語ばかりなので、こういう知識問題を着実に答えることが大事。熟語の意味と共に、同意表現(単語や熟語での書き換え)もできるだけ覚えよう。

  〔5〕 短い文章中の空所補充×5 ☆☆

 *文章全体の趣旨をすばやくつかむとともに、空所の前後に注意し、答えを選ぼう。単語や熟語の知識がカギになる。

  〔6〕 整序英作文×5 ☆

 *選択肢が4つで、しかも文章全部の順番になっているので、非常に簡単な、落としてはいけない問題といえる。選択肢をうまく利用すれば、確実に、すばやく解けるはず。熟語や構文の知識ももちろん重要。

  〔7〕 和訳×2 ☆☆

 *構文も、単語も、それほど難しくない文の和訳問題。和訳問題は、まず構文をしっかり把握してから、訳を書こう。終わった後に、自分で書いた訳の日本語を読み、誤字脱字がないか、意味不明な日本語になっていないかをチェックすることも大事。

  〔8〕 英作文×2 ☆☆☆

 *標準的な英作問題。完璧な文章は書けなくてもよいが、できるだけ減点されない、安全な文を書こう。この程度のレベルの英作文なら、合格点を取れないときつい。苦手な人は問題集を使って、実際に書いてみて、英作のコツをつかんでおこう。


<ポイント>

 問題自体は難しくはないが、いろいろな分野に分かれているし、問題量も多めなので、総合力を問われるいい問題といえる。ポイントは、基本的な問題を着実に答えるための知識力と、全ての問題をしっかりと答えられるだけのスピード。特に〔7〕と〔8〕の記述問題と、〔1〕の読解問題は、どうしても時間がかかってしまうもの。その分、他の選択問題をすばやく解き、時間を残すことが必要となる。分からない問題は悩まずに答えを埋め、次に進もう。(選択問題は基本的な知識を問われたものが多いので、分からないものは絶対に覚えておくこと。)


<東海大学(医学部)2002年度−2月7日分の分析>

<データ>

2月6日と同じ


<解く順番と時間配分>

   〔2〕→〔3〕→〔4〕→〔5〕→〔6〕→〔7〕→〔8〕→〔1〕

   〔1〕25分 〔2〕2分半 〔3〕7分半 〔4〕5分 〔5〕3分 〔6〕5分 〔7〕5分 〔8〕7分 〔見直し〕10分

 *〔7〕〔8〕〔1〕に時間をできるだけ残したいので、その他の選択問題をできるだけ早く解こう。


<問題別分析>

  〔1〕 読解 テーマ−社会(食糧問題とその解決策) ☆☆☆

         問1 タイトル ☆☆☆☆
         問2、3 下線部の意味 ☆☆
         問4 和訳(選択) ☆
         問5 内容把握 ☆
         問6 下線部の内容説明 ☆☆☆☆
         問7 内容把握 ☆☆
         問8 下線部の意味 ☆☆☆
         問9 発音 ☆
         問10 内容一致 ☆☆

 *中には難しい問題もあるが、文章および、ほとんどの問題は標準レベル。下線部の問題などが多く、設問の該当部分を見つけやすいが、しっかりと前後を把握しないで安易に選ぶと、間違える可能性が高い。問1と問6は微妙だが、選択肢を2つには確実に絞れるので、その後にどちらがより正解に近いかを考え、選ぶようにしよう。

  〔2〕 発音×5 ☆☆

 *設問で示された語の発音が分からないと解けないので、少し難しいかもしれないが、こういう知識問題を落とさないことが大事。頻出の発音が多いので、間違えたものはできる限り覚えておこう。

  〔3〕 空所補充×10 ☆☆

 *ほとんどが文法力を問われている。文法問題には、必ずポイントがあるので、それをすばやく探し、しっかりとした根拠を持って選択肢を選ぼう。

  〔4〕 整序英作文×5 ☆

 *選択肢が4つで、しかも文章全部の順番になっているので、非常に簡単な、落としてはいけない問題といえる。選択肢をうまく利用すれば、確実に、すばやく解けるはず。熟語や構文の知識ももちろん重要。

  〔5〕 熟語の選択問題×5 ☆

 *頻出の熟語ばかりなので、こういう知識問題を着実に答えることが大事。熟語の意味と共に、同意表現(単語や熟語での書き換え)もできるだけ覚えよう。

  〔6〕 会話の文補充×10 ☆☆

 *このような会話問題は、前後をしっかりと読み、会話の流れに一番合ったものを選ぶことが何よりも大事。と同時に、会話表現の知識も大事なので、できるだけ覚えておこう。

  〔7〕 和訳×2 ☆☆

 *構文も、単語も、それほど難しくない文の和訳問題。和訳問題は、まず構文をしっかり把握してから、訳を書こう。終わった後に、自分で書いた訳の日本語を読み、誤字脱字がないか、意味不明な日本語になっていないかをチェックすることも大事。

  〔8〕 英作文×2 ☆☆☆

 *標準的な英作問題。完璧な文章は書けなくてもよいが、できるだけ減点されない、安全な文を書こう。この程度のレベルの英作文なら、合格点を取れないときつい。苦手な人は問題集を使って、実際に書いてみて、英作のコツをつかんでおこう。


<ポイント>

 2月6日分よりは若干難しいかもしれないが、全体としては標準レベル。ただ、いろいろな分野に分かれているし、問題量も多めなので、これも総合力を問われるいい問題といえる。ポイントは同じく、基本的な問題を着実に答えるための知識力と、全ての問題をしっかりと答えられるだけのスピード。特に〔7〕と〔8〕の記述問題と、〔1〕の読解問題は、どうしても時間がかかってしまうもの。(〔1〕の読解も、2月6日分より問題が多いので、時間がかかってしまうだろう。)その分は他の選択問題をすばやく解き、時間を残すことで補うべき。分からない問題は悩まずに答えを埋め、次に進もう。