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がんばれ大学受験生-英語の過去問分析!
立教大学(社会学部産業関係学科)
2002年度

 このページでは、立教大学(社会学部産業関係学科)の2002年度の英語を僕なりに分析したものを公開します。過去問演習の時に、参考にしてね!

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<立教大学(社会学部産業関係学科)2002年度の分析>

<データ>

制限時間−75分
配点割合−150/350点


<解く順番と時間配分>

   〔3〕→〔4〕→〔5〕→〔1〕→〔2〕

   〔1〕22分 〔2〕25分 〔3〕5分 〔4〕8分 〔5〕5分 〔見直し〕10分

 *〔1〕と〔2〕の本文が長めなので、他の問題を早く解くことが大事。


<問題別分析>

  〔1〕 読解 テーマ−社会(テレビによる人間への影響) ☆☆☆

         内容把握×6 ☆☆☆

 *本文の長さに戸惑うかもしれないが、設問がマーク式の内容把握であり、標準的な問題なのできつくはないはず。速読して、大意をとりながら設問の該当を探し、その部分だけ細かく読むようにすれば、早く正確に解ける。本文のテーマは受験でもよく出るものの一つだから、しっかり読み込んでおこう。

  〔2〕 読解 テーマ−環境(地球温暖化) ☆☆☆

         A 内容把握×5 ☆☆☆
         B 和訳 ☆☆☆

 *これも〔1〕と同様に、本文の長さに惑わされないことがカギ。環境問題、特に地球の温暖化はどの学部でも頻出なので、しっかり復習しておこう。

  〔3〕 会話読解

         空所補充×6 ☆☆

 *会話の流れをしっかり把握すれば、難しくない問題ばかり。ただし、会話表現や語彙力がないときつい。このような系統の問題が苦手な人は、まずは短い会話問題で会話の流れをつかむコツと、会話表現などの知識を増やそう。

  〔4〕 整序英作文(文章中)×4 ☆☆☆

 *このタイプの問題で一番大事なのは、空所はあくまで本文の一部であるということ。本文の内容はもちろん、文構造を考え、どのような要素が抜けているかをつかんでから解くとよい。文法と構文の力がカギ。

  〔5〕 英作文

         (イ)記述 ☆☆☆
         (ロ)選択 ☆☆

 *問2は難しい単語や熟語が混ざっているので難しいかも。ただし、こういう場合は前後関係もしっかり考慮に入れて類推することが大事。(この問題だけでなく、読解問題内の語句の意味問題は、語句の意味の知識+前後関係の両方を考慮に入れること。)

  〔6〕英作文 ☆☆

 *英作文というほどの問題ではないし、特別に対策をしていなくともできないといけない問題。他の受験校で出題される場合は、しっかりとした英作文対策を怠りなく。


<ポイント>

 レベル的には標準的。ただし、本文が長めの読解問題が2つあるので、ある程度以上早く読めない人には厳しいかもしれない。〔1〕の解説にも書いたが、これで問題が入り組んでいたら厳しいが、問題がマークばかりで出題形式も似ているため、本文の長さに惑わされなければ、十二分にできる問題だといえる。時間不足の人は速読できるための勉強と制限時間を決めて問題を解く練習をしておこう。