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がんばれ大学受験生-英語の過去問分析!
早稲田大学(教育学部−文系)
2002年度

 このページでは、早稲田大学(教育学部−文系)1の2002年度の英語を僕なりに分析したものを公開します。過去問演習の時に、参考にしてね!

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<早稲田大学(教育学部−文系)2002年度の分析>

<データ>

制限時間−90分
配点割合−50/150点
*学科によって割合に変化あり


<解く順番と時間配分>

   〔5〕→〔2〕→〔3〕→〔4〕→〔1〕

   〔1〕20分 〔2〕10分 〔3〕15分 〔4〕15分 〔5〕10分 〔見直し〕20分

 *見直しのうちの10分を、全問題に2分ずつ分配して考えてもよい。単純計算で、〔5〕は10分、残りを4等分すると20分なので、大問あたり20分以内で絶対に解くことを心がけること。分量や問題数に差があるので、早く解けそうなものからやるといいが、全体の問題数もそれほど多くはないので、どれからやっても、最終的に終われば問題ない。


<問題別分析>

  〔1〕 読解 テーマ−社会(スペインの沈没船の探索) ☆☆☆

         1 空所補充(語彙と文法)×5 ☆☆☆
         2 下線部説明 ☆☆
         3 下線部説明 ☆☆
         4 下線部説明 ☆☆☆
         5 下線部説明 ☆
         6 内容把握(英語)×4 ☆☆

 *文章、問題共に標準レベル。問題はスピード。本文中から、設問の該当箇所を、いかに早く見つけられるかがカギとなる。

  〔2〕 読解 テーマ−経済(農業保護政策) ☆

         7〜8 空所補充×2 ☆☆
         9〜12 内容把握×4 ☆

 *表を使った読解問題。表に限らず、グラフや図などを使った読解問題は、慣れれば得点源になるので、十分な対策が必要。(センター試験の第4問はいい演習になるので、利用しよう。)本文とグラフを参照し、分かった事柄などを書き込むとよい。

  〔3〕 読解 テーマ−医療(てんかん患者を介助する犬) ☆☆

         13 内容一致(英文)×2 ☆☆
         14 内容把握 ☆
         15〜17 下線部説明×3 ☆
         18 派生語補充×6 ☆☆☆

 *18が少し面倒だが、それ以外は簡単な問題といえる。大意さえ分かれば十分に解けるので、速読が重要。18も動詞を名詞に、名詞を動詞に変えるという問題文の指示を利用すれば、かなり絞れるはず。後は語彙力で解く。

  〔4〕 読解 テーマ−社会(留学生の増減) ☆☆

         19 内容一致(英文)×4 ☆☆
         20 空所補充×3 ☆☆
         21 発音×2 ☆

 *文章内の数値を利用し、データがいいたいことを把握できるかがポイント。数値の細かいところにこだわるのではなく、関係あるところを比較すれば解ける。19は消去法で解こう。

  〔5〕 会話読解

         22 空所補充×9 ☆☆
         23 強勢 ☆

 *会話的表現、文法、語彙など、いろいろな知識が問われている。会話の問題は、演習して会話表現を覚えるとともに、慣れることが重要。しっかりと対策をしておこう。


<ポイント>

 制限時間が90分に対して、いろいろな種類の読解問題が大問で5つの構成。文章や問題自体は、難しくはないが、読解ばかりなので、読解が苦手だときつい。問題は難易度よりもスピードで、速読力、および、問題をすばやく着実に解く力が問われている。問題形式やテーマも多岐に渡っているので、さまざまな種類の英文や問題に当たることが対策として必要。慣れれば、分量的にも難易度的にも手ごろなので、十分点数が稼げる問題といえる。