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がんばれ大学受験生-英語の過去問分析!
早稲田大学(商学部)
2003年度

 このページでは、早稲田大学(商学部)の2003年度の英語を僕なりに分析したものを公開します。過去問演習の時に、参考にしてね!

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<早稲田大学(商学部)2003年度の分析>

<データ>

制限時間−90分
配点割合−80/200点


<解く順番と時間配分の例>

   〔2〕→〔1〕→〔3〕→〔4〕→〔5〕

   〔1〕10分 〔2〕10分 〔3〕15分 〔4〕20分 〔5〕20分 〔見直し〕15分

 *問題量は適量だが、読解が苦手な人だと時間切れを起こす可能性がある。いろいろな設問形式が問われる〔4〕と〔5〕は時間がかかるので、それ以外の問題をすばやく解くことが大事。


<問題別分析>

  〔1〕 読解 テーマ−文化(日本人のあいさつ) ☆☆

         1 下線部意味×3 ☆☆☆
         2 空所補充×3 ☆☆☆
         3 アクセント×3 ☆☆
         4 強勢 ☆☆☆

 *文化の違いは受験だけでなく、英語の勉強する以前の心構えにも役立つテーマ。問題自体は標準レベルだし、文章自体もこのぐらいならすらすら読めるようにしておきたい。4の強勢に関しては、センター試験の大問1を使って問題演習しておこう。

  〔2〕 会話読解

         1 空所補充×5 ☆☆
         2 英作文 ☆☆☆☆

 *商学部らしく、職探し(転職)のインタビューの問題。設問1は全問正解でないと厳しいだろう。出来なかった人は、会話問題の演習量を増やそう。2の英作文は、語句を知っていれば非常に簡単だが、知らないと厳しい。普段から語彙力アップに努めよう。

  〔3〕 読解 読解 テーマ−社会(アメリカの移民) ☆☆☆

         1 内容把握×4 ☆☆
         2 英作文 ☆☆☆

 *内容把握は、本文も短いし、該当箇所も見つけやすいのだから、すばやく正確にとけないといけない。消去法も使ってうまく解こう。英作文は標準レベル。

  〔4〕 読解 テーマ−言語(英語の隆盛) ☆☆☆

         1 同意語探し ☆☆☆
         2 和訳 ☆☆
         3 英作文(語句指定) ☆☆☆
         4 空所補充×2 ☆☆
         5 内容一致×7 ☆☆☆

 *いろいろな形式で出題がなされているが、どれも標準レベル。英語も頻出のテーマなので、最低限この文章にある内容は、背景知識として頭にとめておこう。

  〔5〕 読解 テーマ−社会(ITバブル後の仕事) ☆☆☆

         1 内容把握×4 ☆☆☆
         2 下線部意味×3 ☆☆
         3 整序英作文 ☆☆☆
         4 タイトル ☆☆☆
         5 英作文 ☆☆☆

 *読解の中では一番本文が長いが、テーマも商学部的な食産業の企業家の話だし、面白い内容なので読みやすいだろう。出題形式がこれも多岐に渡っているので、その出題形式を意識して問題を解かないと、思った以上に時間がかかる危険性がある。


<ポイント>

 読解問題だけの構成だが、設問の形式が多岐に渡っており、読解力だけでなく、語彙・文法・英作文・会話・アクセントなど、様々な力が必要。問題量は適量だし、問題自体もほとんどが標準レベルだから、出来る人ならば相当に点数が稼げるが、苦手な人(特に読解)だと正答率はもちろん、時間切れを起こす可能性もあるので、差がつきやすい問題といえる。総合的視野に立った着実な勉強をすることが何よりも重要。英作文も出題されるが、作文力というよりも語彙力が重要な英作文なので、語彙力アップ(単語はもちろん熟語や構文)には余念のないようにしないといけない。