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がんばれ大学受験生-先輩たちの投稿コーナー!
まさみさん

 1浪で法政大学(文学部)に合格したまさみさんの投稿です。大検について、特に参考にしよう!


<データ>

名前 まさみ
受験状況 1浪(仮面浪人−通信制の大学に在籍しながら受験)
受験科目 私立文系(英・国・地理)
受験した年 2000年
受験結果 法政大学文学部地理学科


<合格体験記>

       1.大検を志したきっかけ
 私が大検を知ったのは、不登校をしていた中学生の時でした。高校に進学したものの、3ヶ月位で精神的にも体力的にもついていけなくなりました。お医者さんに相談したところ、「君のような人には大検が向いているよ」と言われ、大検を受けることにしました。

       2.どのように大検を志したか?
 1996年7月(学年でいうと高1でした)、私は大検予備校の大検科の通学コースに入学しました。しかし、その頃の私は精神的に不安定で通学するのが難しくなり、1997年3月、通信コースに切り替えて大検のための勉強を続けました。

       3.通信コースでの大検のための勉強
 通信コースでの勉強は、まずテキストを隅々まで読み、科目によってはビデオを見て添削問題を提出するということの繰り返しでした。何月何日までに、この添削問題は提出する、というように期限を決めて取り組みました。そして、添削が返ってきたら、わからないところが無くなるまで隅々まで見なおしました。テキストや添削問題の見なおしは,大切なところを蛍光ペンでチェックしながらやっていくとやりやすかったです。
 スクーリングには結局一度も行きませんでした。スクーリングは積極的にどんどん利用した方がいいと思います。また、通信コースだと運動不足になってしまうので、週2回くらいジムにも通いました。体もひきしまってとてもよかったです。勉強はだいたい計画通りにいきましたが、最後の方は少しなまけてしまいました。

       4.無事に大検に合格
 1997年の夏に大検を受け、無事に11科目合格することができました。その頃の私はまだ精神的に不安定で、絶対に普通に大学に通えるわけがないと思いこんでいました。また、まだ17歳(学年でいうと高2でした)で、大学に行ける年齢に達していなかったので、18歳になったら通信制の大学にでも行こうと思っていました。だから、大検に合格した後はほとんど何もしないで家にいました。そして、しばらくは大検に合格した余韻にひたっていました。

       5.アルバイトを始めて、大学を志す
 1998年,私はアルバイトを始めました。しかし,3ヶ月くらいした頃に、「アルバイトはいつでもできる。もう一度学生をやりたい。」と強く思うようになりました。周りの友達は高校3年生になっており、大学進学を目指していました。そんな友達を私はとてもうらやましく思うようになりました。 そして、1998年7月、私は大検予備校の大学受験科の通学コースに再入学しました。大学受験科での生活はとても楽しく、毎日がんばって通いました。

       6.1度目の大学受験で不合格に
 1999年3月、私は法政大学文学部第2部教育学科と法政大学社会学部第2部社会政策学科を受験しましたが、教育学科は不合格、社会政策学科は補欠になった末落ちてしまいました。今まで一度も試験などに落ちたことがなかったので、ショックでした。でも、前に進むしかないと思い通信制の大学に進学しました。

       7.浪人の末、無事に大学の1部に合格
 1999年春、通信制の大学に進学したものの、一人での勉強は大変で、お医者さんからも「大学は通って卒業したほうがいいよ」と言われ、浪人して次の年にまた大学を受験することにしました。
 そのために大手の予備校に週3回通い、Z会の通信教育も1年間続けました。(英語・国語はついていけなくなったので9月までしかやっていません^^;)Z会の通信教育はやっぱり難しかったけれど、実力がついたような気がしました。
 2000年2月、私は法政大学第一部文学部地理学科を受験し、合格しました。合格を知ったときは、とても嬉しかったです。

       8.最後にみなさんへメッセージ
 これから大検や大学を受ける人は、この先いろいろと大変なことや辛いことがあるかもしれませんが、自分を信じて頑張って下さい!

 最後になりましたが、大検予備校の先生方、大手予備校の先生方、家族、友人、その他私を支えてくださったすべての方々に感謝します。お世話になりました。本当にありがとうございました。


<おすすめ参考書>

       <英語>

   ●「超基礎英語塾 わかりすぎる!」 井川治久著(学研)
 とっつきやすくってよかったです。少し英語が好きになりました。英語を勉強し始めの人に向いていると思います。

   ●「超基礎英語塾 瞬間英文法」 大井正之著(学研)
   ●「超基礎英語塾 瞬間英熟語」 大井正之著(学研)
 両方とも見やすくて覚えやすかったです。結構力がついたような気がしました。

   ●「DUO2.0(現代英語の重要単語2600)」 鈴木陽一著 (アイシーピー)
 私はCDも買い、毎晩(特に夏、暑くて眠れない時に)眠る前に聞いて覚えました。単語力がつきました。

   ●「速読英単語 @入門編」 風早寛著(増進会出版社)
   ●「速読英単語 A必修編」 風早寛著(増進会出版社)
 入門編は英語を勉強し始めの人に向いていると思います。必修編は文法などが難しめなので少し力がついてからやった方がいいと思います。

       <国語>

   ●「超基礎国語塾 現代文 加藤にまかせろ!」 加藤まさを著(学研)
 現代文が苦手な私にとってはわかりやすかったです。

   ●「超基礎国語塾 マドンナ古文」 荻野文子著(学研)
   ●「超基礎国語塾 古文マドンナ解法」 荻野文子著(学研)
 これらがなかったら大学入試の古文はどうなっていたことやら。

   ●「超基礎国語塾 漢文ヤマのヤマ」 三羽邦美著(学研)
 句法がわかりやすくまとめてあります。 

       <地理>

   ●「新詳高等地図 最新版」(帝国書院)
 地図帳は必需品ですよね。

   ●「シグマベスト 理解しやすい 地理B」(文英堂)
 教科書代わりです。

   ●「地理統計要覧(最新のもの)」(二宮書店)
 資料として使えます。

   ●「実力をつける地理100題」(増進会出版社)
 解説がとても詳しいです。


<KOMIKOMIからのひとこと>

 まさみさんは大学に入るまでいろいろと苦労してるようだけど、それが逆に彼女のモチベーションを高め、学ぶ意志につながっているように思う。「自分を信じる!」ってことはとにかく大事だね!!

 英語の参考書にある井川先生は僕の恩師でもある。(今は代ゼミにいらっしゃいます)すごい熱心な先生でした。「超基礎英語塾 わかりすぎる!」はほんとに英語が苦手って人にはおすすめ!


<まさみさんからの宣伝>

 こんにちは。私は大検生を応援するページ「グリーンガーデン」を作成しているまさみという者です。私は大検に合格し、現在、東京の大学に通っています。大検に興味のある方、そうでない方も、もしよかったら遊びに来てください☆