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Endless Dream!-大学院進学へ
1.大学院とは?
大学院の制度

 このページでは、大学院の制度について書きます。まずはどういうものか分からないと、勉強もできないしね。大学院進学を目指す人はもちろん、迷っている人も参考にしてね。


<一般的な大学院の仕組み>

 大学院は簡単に言うと、大学(院生は学部と呼ぶ)の上に位置するもの。だから基本的には、学部を卒業した生徒が対象になる。

 大きくMaster(修士)Doctor(博士)の2段階があり、たいていの場合は修士過程を終了した後、博士過程に進む。

 年数は修士が2年、博士が3年だけど、これは一番早く通った場合であり、人によって学位を取るのにそれ以上かかる人もいる。(特に博士過程は、卒業と同時に博士号が取れる人は少ない。)


<修士と博士のつながり>

 簡単に言うと、修士の上にあるのが博士。普通は同じ学部や学科同士が密につながっているため、同じ系統のところに進む。

 ただ、学校によっては博士過程がなく、修士過程しかないところもある。また、違った系統でも受け入れてくれる大学院もある。ただし博士課程では、修士レベルの専門知識があることが要求されるので、違うところに進むのはかなり大変。

 でも、学部と違った系統の大学院(修士)に進むことは普通にできるし、そういう学生も多い。(特に、一度社会に出てから大学院に入る人に多い。)ちなみに僕も学部は慶応の文学部だけど、大学院は早稲田の教育学部。(ただ、勉強の内容はかなり重なっているけどね。)


<どうすれば修了できるか?>

 それぞれ定められた授業の単位を取得し、論文を提出、それが審議され、認められれば、学位(修士号や博士号)を取れる。

 ただし、修士と博士では大きく異なる。修士過程は普通に授業やゼミに出て、論文を出して認められ、学位取得と同時に卒業となる人が多い。

 一方博士過程では、3年では学位を取得できない場合が普通。そこで3年間で必要な単位を取得しいったん卒業(退学)し、その後定められた期間(3年)以内に論文を提出し、それが受理されることで学位を取得する場合が多い。


<勉強風景>

 授業やゼミはもちろんのことながら、学部と比べ物にならないくらいハイレベル。予習してくるのは当たり前、欠席もほとんどできない。しかも小人数がほとんどなので、発表の回数も多い。また、自分の専門ではない授業もとらねばならず、その場合はもっときつい。(お客さん状態・・・)

 その結果、かなりハードな生活を余儀なくされる。ただ、学部に比べて授業数はかなり少ないのが救い。修士1年以外は、うまくやれば自分の時間も作れる。(まあ働くのに比べればねえ。)

 修士課程では授業やゼミに出て課題をこなし、指導教授と相談しながら修士論文を書いていけば学位を取得できるから、きつくても道がある分楽かも。

 ただし博士過程では、授業がゼミ以外ほとんどないかわりに、自分で勉強することを見つけないといけない。(学生兼研究者であるからね。)また将来の業績(この言葉が僕は一番嫌いなんだけどね)のために、できるだけ学会発表論文投稿をしないといけない。だから精神的には、修士よりかなりつらい。

 もちろんきつさもあるけど、がんばればがんばっただけのものを得られるし、学部時代では想像もつかなかったほど勉強が楽しくなる!(小人数だからやっぱりね。)これが大学院の一番の魅力かな?