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がんばれ大学受験生-月ごとのアドバイス!
4月のコメント

 受験勉強はただやるだけでなく、全体的な視野に基づいて、今やるべきことを確実に行っていくことが大事。そこでこのページには、月ごとに特にやるべきことを書きます。毎月初頭に新しくしていくので、参考にして、計画よく勉強していこう!

<ごあいさつ>
<4月にやるべきこと>
<英語の勉強の目安>


<ごあいさつ>

 受験生のみんな、こんにちは、KOMIKOMIです。受験シーズンも新しく始まり、この大学受験支援コーナーも新しく2007年度バージョンで始めることにしたよ。今年1年、少しでもみんなの合格に役立てるようなものを作っていけるようがんばるから、よろしくね!

 昨年度は、本当に忙しい1年だった。新しい大学でも教え始めたし、予備校なども含めて授業が多かったために、その準備に追われた1年だった気がする。そのせいで、リニューアルが全然進まないんだけど、それが終わらないと次のやりたいことに進めないから、今年こそ時間をうまくやりくりして作っていくので、楽しみにしていてね。

 あと、2週目ぐらいから、毎日更新の語彙力アップのコーナーを始めようと準備中だよ。受験生もそうだけど、大学で教えている生徒達も、語彙力が伸びなくて英語力も・・・というパターンがよく見られる。だから、覚えやすさを重視したものを作るので、それを有効に生かして、語彙力で泣くという最悪パターンはやめようね。

 僕のことはさておき、みんなは今年をどんな1年にしたいかな? 今の時期のみんなは、期待と不安の中、来年の志望校合格に向かって努力すべく、決意を固めているところだと思う。いや不安ばっかりかな? 僕も、特に今の時期は何をどうやって勉強すればいいのかが分からずに、大変だったもんね。

 今年1年はみんなの人生にとって、いろいろな意味で大きなターニングポイントになるはず。合否という結果はもちろん、努力した過程も一生の大きな糧になるからね。何より、大学受験という大きな壁にぶち当たり、それをぶち破ろうとする君達一人一人のがんばりに、大きな価値があるんだ。今は大学を選ばなければ入れる時代でもあるから、勉強しないという選択肢も否定しないよ。でも、1年位自分をしっかりと見つめて、がんばる時期があってもいいんじゃないかな? というより、受験ぐらいしっかりとがんばれなければ、今後の人生でもっとつらいことが現れた時に、がんばれるとは思えないんだよね。

 だからこの1年間は、自分というものを精一杯考える大切な年にしてね! 確かに、必死に勉強をすることは大前提だけど、勉強以外にも、大学に入ってからのことやその後の自分の夢など、考えるべきことはたくさんあるからね。これをしないと、大学受験の価値が半減してしまうよ。

 もちろん、勉強も超大事! このコーナーなどで今やるべきことをしっかりと把握し、能率のよい勉強を、集中した状態で、できるだけ多く行うんだ。そうすれば、大学受験なんて全然怖くない!

 今年1年がどういう年になるかは、みんなのがんばりや考え方にかかっている。志望校に合格するかしないかじゃ雲泥の差があることは、悲しいけれど現実ではあるしね。1年は長いようですごく短い。受験勉強はストレスもたまるし、お世辞にも楽しいものじゃない。でもだからこそ、合格したときの喜びや充実感は想像もできないくらい大きなものになるはず。僕も精一杯サポートするので、一緒にがんばろう!


<4月にやるべきこと>

 4月に入り、まだ受験は始まったばかり。でも、今の時期をうまく過ごせるかどうかが、今後1年を決めるといっても過言じゃない! スタートダッシュは、今後の勉強の波に乗る上で、とっても大事だからね。

 ただし、ほとんどの人は、今の時期は自分の勉強のリズムや方法が確立していないから、とにかく闇雲に勉強している状態になっていると思う。それでいいんだよ。効率がいいとはいえないけど、そんな中から自分なりの効果的な勉強法がつかめていくはずだからね。それぞれ状況が違うので、自分に合った方法は違うんだから、試行錯誤しながら作り上げていくしかない。そして、試行錯誤するためには、まずは自分でやってみないと始まらない。だから、とにかく机に向かって懸命に勉強する姿勢が、今の時期は特にとても大事なんだ。

 もちろん、ゼロから全て自分で作ろうとするのは大変だから、予備校や学校の先生・受験サイトや先輩達のアドバイスなどを参考に、いろいろ試してみるのがいい。その中から、自分に合ったよい部分だけを取り入れていけば、早く自分に合った方法が見つかるからね。僕のアドバイスも、その1つとして考えてね! 特に英語は、自分の経験則だけじゃなく、教えながら修正してきたものだから、絶対に役立つはず。まずはHPに書いてある方法でやってみて、それに自分なりのアレンジを加えていこう。

 さて、前置きが長くなったけど、4月の今の時期にやるべきことは、大きく分けて3つある。それを説明していくよ。


     1.自分がなぜ大学に行きたいのかを考え、志望校を決めること!

 大学受験生がまずやるべきことはこれ! モティベーションが高くないと、人間はがんばることはできないもの。だから、将来はどんな仕事をしたいか、大学に入って何がしたいか、だったらどういう大学・学部・学科に行きたいか、そのためには何をしなければいけないか、などなど、根本的なものを突き詰めていこう。これを考えないで勉強ばかりしても、そのうちやる気がなくなってきてしまうし、大学に入れたとしてもあまり意味のない大学生活になる可能性が高い。だから、自分が大学に入る意味、もっと言えば、なぜ大学を受験するのかを考えるのが大事なんだ。これは1年間ずっと考えていくべき問題だけど、時間に余裕のある今のうちだからこそ、特に力を入れて考えておいた方がいい。

 そしてその中から、大まかな志望校を決めよう。実際にどこを受験するかなどは、受験が近づくにつれてだんだん絞っていけばいいのだけど、目標があった方ががんばれるし、受験教科にもかかわってくるから、志望校を決めることは大事。特に、文系と理系、国公立と私立では、受験教科や勉強の方法や配分などで、かなり変わってくる。志望大学や学部によって、勉強すべきポイントも微妙に違ったりもする。だから、まずは、自分がやりたいことを考え、それに見合った学科や学部を探し、それから大学を決めていくといいね。

 ただし、これをやるのは、なかなか難しい面も多いと思う。若い君達に、人生の選択を迫っているわけだからね。でも、大学受験は今後の人生を左右する大きなターニングポイントになるんだ。そして大事なのは、自分の人生を自分で選択できるということ。今までは親とか学校とか、周りに決められて行動していた部分が多分に大きかったと思う。ただ、人生は自分で何をやるかを選択できて初めて面白くなるし、それが大人になるということなんだ。そして、大学受験や大学生活は、今までの自分と大きく変わることができる分岐点でもある。だから大事なんだよね。

 もちろん、他の人々の意見をたくさん聞くことは大事だよ。大学で何をやりたいかを探すのにも、見つかった後にどこを志望校にするのかを決めるのにも、情報や他者の意見はとても大事だからね。受験に限らず、人間は1人では絶対に生きられないから、他者との関係を大切にすることは必要不可欠なんだ。でも、最終的な決定をするのは自分自身なんだ!ということだけは、しっかり念頭においておこうね。

 大学の情報を探すには、受験情報誌・大学のHP・受験サイトなど、いろいろなものがある。まずは、それを見てみるといい。ただし、情報はいろいろなものがあるから、なかなか自分では見つからないかもしれない。そこで一番いいのは、予備校を利用すること。予備校には、長年培ってきた受験指導のノウハウがある。しかも、毎年数多くの受験生が入ったり出たりしていくから、情報も新しいものであることが多い。だから、予備校の教務の人に現時点での自分の希望を話し、志望校探しを手伝ってもらうんだ。

 しかもこれは、たいていの予備校は無料でできる。今の時期、予備校は生徒集めに奮闘している。だから、まだ入るかどうかは決めかねているというスタンスで、とりあえず進路の相談をしてみるんだ。細かい進路指導は、実際にその予備校に入らないと受けられないかもしれないけど、入る前でもある程度は相談に乗ってくれるはず。教務の人と話をすれば、志望校選びのポイントが分かるし、何をどのように調べればいいのか分かるから、そうしたら入学するのは断って、後は自分で調べればいいんだ。

 またこれは、予備校選びの材料の1つとしても使える。話をした時の態度が熱心でなかったり、強引に授業の方に勧誘したりするような予備校は、サポート面が弱い証拠だから、授業がよっぽどいいものでない限りは(体験授業で分かる)、やめておいた方が無難。予備校の場合は、入る前だけ親身になるということはまずない。生徒を集めるだけじゃなく、その生徒を効果的に指導し、合格実績を上げないといけないからね。だから、入る前の教務の雰囲気で、その予備校がどのぐらいサポート面を充実させているかが分かるんだ。

 とにかく、入るかどうかは別にして、まずは予備校の教務に相談に行ってごらん。近くに予備校がない人は、電話をしたり、メールを送ってみたりするといい。予備校関係者である僕がこんなことを言っちゃ本当はまずいけど、入学しなくても志望校探しに予備校を活用することはできる。それで気に入れば入学すればいいのだから、予備校側にもメリットがある。だから気にせず、うまく利用しようね。

 もちろん、まだ志望校が決まらないっていう人は、無理して決めなくてもいいよ。ただし、受験教科を何にするかを決めることが大事だから、文系か理系、国公立か私立かなど、系統だけは決めようね。


     2.自己分析に基づいた計画作り!

 大学受験は、勉強量はもちろんだけど、質の高い勉強をすることも同じぐらい大事。質の高い勉強をするためには、個人個人に合った無駄の少ない能率のよい勉強をすることが必要になる。そのために、まずは自分を分析しよう! 自己分析すれば、何をどうやるべきかが分かりやすくなるからね。

 浪人生は、去年の失敗を踏まえて、自分のどこが悪かったのか、逆にどこはよかったのかを、教科・分野はもちろん、自分の生活スタイルなども含めて、総合的かつ客観的に分析しよう! 去年一年間やってきたノウハウをみんな持っているんだから、それに自己分析の結果を踏まえて修正し、自分なりの最も効果的な勉強方法を確立しないと、また同じ結果にもなりかねないからね。

 現役生は、去年の経験がないので自己分析をしにくいと思うけど、自分の得意不得意は分かるはず。それを自己分析のベースにするんだ。その際、教科だけじゃなく、分野も考えた方がいい。例えば英語なら、文法・単語・読解とかね。難しかったら、模試を受けるといい。今の時点は、全然点数が低くてもかまわない。模試は自己分析をするための情報源にすぎないからね。ただし、結果が出るまで時間があるから、それまでは主観的な判断で自己分析しよう。あるいは、センター試験の過去問を利用して、基礎力がどのぐらいあるかを図ってもいい。とにかく、今の状態をできるだけ分析してみよう。現役生はどうしてもスタートダッシュで乗り遅れがちだから、早めの自己分析が大事だよ。

 その自己分析に、今後の目標や受験教科などを加味して、1年間どのように勉強すれば一番合格に近いのかを、各自真剣に考えよう。そして、それらを基に、勉強計画を立てるんだ! 今の時期は、何をやっていいのか分からずに焦るばかりで、どんどん時間が過ぎていっちゃうことが多い。だから、この計画を立てることがペースメーカーとして役立つからね。

 計画作りは、何段階かに分けてやると効果的。まずは1年間のざっとした計画を立て、それを基に1ヶ月単位で立てる。とりあえず、今の段階ではここまででいい。その計画を基に、月初めにその月にやるべきことを週ごとに分け、この1週間でやるべきことを決める。そして朝、その日にやることを決め、それだけは必ず終えるようにがんばるんだ。もちろん、教科や分野ごとに別々に考えるんだよ。(勉強計画に関しては、「受験お役立ちコラム!」も参考にしてね!)

 ただ、あくまで計画は計画だから、立てるのに時間をかけすぎちゃだめ。ざっとでいいよ。勉強を続けていくうちに、自分の学力ややるべきことが変わってくるはず。また、計画なんてその通りにうまくいかないのが普通。だから、計画は適時うまく修正しようね!

 ちなみに僕が受験の時は、あんまり計画にとらわれすぎないようにしていた。基本的には、予備校の授業の予習復習だけをしっかりやっていたからね。ただし、それだけでは不足な部分があるかもしれないから、適時自己分析をし、現状を把握するようにはしていた。足りない部分は、授業を追加して取ったり、市販の問題集をやったりすることで、補うようにしていたよ。あと、1日ごとの計画は、しっかりと守るようにしていた。朝勉強を始める前に、「今日中にこれだけは絶対やる!」ってことを決めておいて、それだけはどんなことがあってもやり終えるようにしていた。それが終わったら、それ以外にできることを勉強したり、時には自分へのご褒美に息抜きをしたりしていた。計画もいろいろあるけど、1日単位が一番重要だから、その日にやるべき最低限のノルマを決めておくといいね。

 自己分析と計画は、今後の勉強の成果などによって修正していかなければならないから必ず、紙などに書き出しておくこと! 文書にして残すことで、より客観的に自分を見つめることができるし、計画もはっきりしてくるからね。それと同時に、その日に勉強したことを簡単に書き留めておくといい。その際、計画と勉強結果を横に書いて比べるのもいい。そうすれば、うまくいっている部分といっていない部分が分かりやすいし、自分の勉強記録が残れば自信にもなるからね。


     3.基礎固め!

 自己分析を基に計画を考えたら、実行することがもちろん大事。各教科の勉強については、まずはしっかりと基礎を固めよう!

 ほとんどの教科は、基礎から積み重ねていくとできるようになりやすい。逆に言えば、基礎をおろそかにして難しいものばかりやっても、時間がかかる割に効果が薄いので、なかなか実力が伸びない。また、人間の脳は忘れっぽいということも忘れてはいけない。記憶をできるだけ長く保持する方法の1つには、関連づけることがあるんだけど、基礎をしっかり固めて、それに新しいものを関連させて勉強するようにしていくと、覚えやすいだけじゃなく、忘れにくいんだ。また、そのようにすれば、自然と知識が整理されて脳に定着するので、正確にすばやく脳から引き出すことができるから、試験で問題を解く時にも役立つよ。

 だから、今の時点で実力がある人も、基礎固めはしっかりとすべき。特に苦手教科は、必ずといっていいくらい基礎力が足らないはず。まだ時間に余裕のある今のうちに、基礎力をつけ、今年1年乗り切っていく土台を作ろう。

 でも、「基礎基礎って言われても、何やればいいか分かんないよー!」って人いるよね? そういう人は、学校の教科書を読み返してみよう。教科書は基礎レベルから発展するように作られているからね。ただし、教科書だと分量が多いし、今までちゃんと学校の授業を勉強してないと理解しづらいので、うまくやらないと時間がかかりすぎてしまう。

 そこでもっとお勧めなのが、大学受験の基礎レベルの教材を使うこと。市販のものを探せば、本当にいろいろなものが見つかるはず。その中で、自分のレベルや目的に合うものを選ぶんだ。実況中継シリーズなどの理解に役立つ本を使って理解し、基礎レベルの問題集を使って知識を蓄積していくと、勉強がしやすいはず。書店に行って、前書きと解説を読んで、自分の目的やレベルに合うものを選ぼう。

 また、予備校の授業も役立つ。たいていの授業は、基礎から発展していくように構成されているし、分からないところを質問に行きやすい。授業のレベルもいろいろとあるから、自分に合うものを選びやすいという利点もある。そして何といっても、予備校の先生に相談に行けるのがメリット。自己分析した紙を持っていって、何をどうやればいいか、アドバイスをもらうといいね。そうすれば、効率よく基礎固めができるはず。

 本当に苦手な教科に関しては、大学受験の基礎レベルではなく、中学レベルまで戻って勉強するのが効果的! 大学受験レベルのものは市販教材でも予備校の授業でも、どんなに基礎レベルのものであっても、中学で学ぶものに関してはある程度分かっているという前提で行われるのが普通。そうしないと、とてつもない分量になってしまうからね。そのため、中学レベルがしっかりと固まってないと、大学受験レベルの勉強がスムーズに学べないんだ。だから、一見遠回りのようだけど、中学レベルの戻るのが実は近道だったりもするからね。ただし、これはいち早く済ませたいから、お勧めなのは高校受験用の厚すぎない市販教材を使うこと。これなら短時間でおさらいができるからね。


 以上、4月にやるべきことを、3つの点から説明した。大学受験は、勉強がもちろん大事だけど、ただ闇雲にやっても効果が薄い。少しでも勉強の能率を上げるために、自分が大学に行く意味を考えて志望校を決めることと、自己分析に基づいた計画を作ることが、大事なんだ。前者がモティベーションを高め、後者がやるべきことを明確にする助けになる。そうすれば、量と質が両立した受験勉強をすることができるんだ。(この2つは、今月だけに限らず超重要なこと。1年を通して続けていこう!)

 勉強に関しても、基礎から徐々にレベルアップしていくようにする。勉強は、やればすぐにそれが実力に現れるものではない。だから、ついあせって高いレベルのものに手をつけたくなる。でも、時間は1年間あるわけだから、あせって背伸びして土台がおろそかになるよりも、今しっかりと基礎固めをやっておけば、後期以降の成績の伸びが全く違ってくるんだ。受験勉強は、やればすぐに効果が現れるというものではないから最初はきついかもしれないけれど、自分の可能性を信じて、一歩一歩着実に進んでいこうね!

 とにかく、スタートダッシュは超超超超超重要!!! まだ受験が始まったばかりとだらだらしていちゃ絶対だめ。受験生であることを強く意識し、自分がやるべきことをしっかりと見据えて、前に進もうね。この後の1年は、いいこともあれば悪いこともあるけれど、志望校合格という目標に向かってしっかりと進んでいけば、今後の人生を充実したものにするための大きな力になるのは間違いない。僕も一生懸命サポートするから、一緒に大きな第一歩を踏み出そう!


<英語の勉強の目安>

 英語はいろいろな分野に分かれるのだけれど、効率よく全体的な英語力アップになるようにするには、勉強すべき分野の順番がある。そこでこのコーナーでは、英語の勉強に関して毎月、特に今の時期に力を入れて行うといいものをアドバイスするよ。

 あと、何を使ったらいいですかという質問が多いので、今の時期に行うのに特にお勧めのものも紹介するね。自分で勉強していて何を使えばいいか分からない人は、参考にしよう。予備校に通っていない人には、特に参考になると思う。また、予備校生(特に浪人の本科生)は、予備校のテキストでかなり抑えられるから、足りないものだけ少し補うといいね。もちろん他のものでも大丈夫だし、僕が知らないいいものもあるだろうから、あくまで参考だけね。(ちなみに、お勧め教材のリンク先は「自腹☆英語教材レビュー」か「amazon.com」になっているので、僕や他の人のもっと詳しいレビューが読めるよ)

 ただし、これだけをやっていてももちろん不十分。ここに書いてあるものを中心にすえ、かつ他の分野もバランスよく勉強し、総合的な英語力をつけよう! 詳しくは「受験英語とは」を読んでね。

 4月はまず基礎力をつける時期って書いたけど、受験英語で基礎力となるのは、やはりなんといっても英文法!

 文法って地味だし、人によっては「英語なんて文法を知らなくてもできる」って人もいるけど、それはコミュニケーションの英語(しかもネイティブの子供のように吸収力が高い人)の場合にのみ当てはまること。受験の英語では、文法自体が問題として問われるし、読解や英作文などを解く上でも重要なのはもちろんのこと、問題集や講義を理解する上でも、文法力がないときつい。

 だから4月は、文法力UPに時間を割こう! 苦手な人はもちろんだけど、英語が得意な人も見直しの意味でやるといいよ!

 やるべきことは、文法問題集(人にもよるけど、解説が多めのものがよい)の問題を解きながら、解説をしっかりと読み、その単元の重要ポイントを理解すること。そして、できる限りの知識を暗記していくことなんだ。今は問題が解けることよりも、英文法の基礎的な仕組みを理解するほうが重要なので、問題が解けないことはあまり気にしなくていい。初めて解いた時はできなくても、能率よく繰り返すことで、今後できるようにしていけばいいからね。

 またその意味で、問題集は単元ごとに分かれているものじゃないとだめ! 実際は文法問題も、読解などの他の分野でも、文法はランダムに使われるのだけど、最初からランダムだと脳に定着しづらい。そもそも、文法は理解しながら暗記することで、整理された知識を脳に蓄積していくことが大事だから、最初は単元別じゃないといけないんだ。(→おすすめのもの−短時間で重要な全単元をやりたい人は『安河内の[はじめてわかる]英文法』。じっくり数多くの問題を解きたい人は、基礎レベル…『頻出英文法・語法問題1000』、標準レベル…『英文法・語法のトレーニング1戦略編』、難関レベル…『基礎英文法問題精講』)もちろん、本番の入試を考えればランダムでの問題演習が必要だけど、それは後期以降でいいし、今は混乱するのでやらない方が無難だよ。

 あと注意して欲しいのは、問題集をやる単元の順番。最初から順番にやる必要はないよ。まずやるべき部分は「文型その他(中1〜2までに習う超基本文法)→準動詞(不定詞、分詞、動名詞)→関係詞」ね。というのも、この3つは英文の作りに関係ある超重要単元なので、文法問題を解くだけじゃなく、英文を理解するために特に重要なものだから、文レベルの読解力をつけるためにも必要不可欠なんだ。これが終わったら、読解にもチャレンジできるから、とにかく早めにこの3単元は抑えておきたい。その他の単元は、簡単そうなものから難しそうなものにだんだんと移っていくといい。

 ただし、問題集はあくまで問題を解くためのものだから、解説が少ないし、単元ごとに大事なポイントが理解できない危険性がある。そういう状態で問題集をやっても知識が断片的になるので、使える文法力がつきづらい。その場合いいのは、予備校の文法の授業を受けること。問題集は紙面の都合上、解説をコンパクトにしなければいけないけれど、予備校の授業は問題を解く以前の重要なポイントも解説してくれるし、質問にもいけるから分からないところを徹底的に理解できる。そうすれば、覚えるのも楽だし、使えるようにもなりやすいからね。予備校の授業で理解をし、問題量が足らない場合は自分で問題集を買って演習し、分からないところを質問に行くともっといいよ。

 でも、全員が予備校に行くわけじゃないから、自分で勉強する人もいるはず。その場合は、市販のものをうまく使おう。理解に役立つものを使う必要があるので、参考書が思い浮かびそうだけど、間違っても分厚い参考書を買って読破しようなんて思っちゃだめね。もちろん、参考書は持っておいた方がいいけれど、あくまで分からないところを調べるものだから、厚い文法書なんてやっても終わるはずがない。なので、理解に役立つ本を選ぼう。理解に役立つ本とは、予備校の講義形式のものなど、単元ごとの重要ポイントがしっかりと説明されているもののこと。問題は少なくていいし、なくてもいい。それを予備校の授業代わりにし、重要ポイントを理解してから、持っている問題集で演習をするんだ。(→おすすめのもの−『山口英文法講義の実況中継』

 それと、英語が本当に苦手という人は、中学レベルの問題集を買ってやり直してみよう。文型以前に、英語の品詞の違い・英文の並び方の仕組み・文の違いや作り方(平叙文・否定文・疑問文・受身など)など、本当に基礎的なものが抜けていると、後でつけが回ってくるからね。これが、さっき書いた「文法その他」になる。中学のおさらいは、今後の時間を考えると、2週間ぐらい、長くとも1ヶ月以内には終わらせたい。だから、高校受験用の単元別に構成された文法問題集がお勧めだよ。(→おすすめのもの−『高校入試合格BON!英語』)中学のおさらいが終わったら、大学受験の基礎レベルに移ろう。

 つまり、自分のレベルに合わせて、基本文法をしっかりと理解して覚えていくことが大事なんだ。予備校の講義や理解に役立つ本ならば、解説を使って単元ごとの重要ポイントをまず理解し、それに対応する単元を問題集を使って解けばいい。その際、ただ解くだけじゃなく、なぜその答えになるかをしっかりと考えて解くことも必要不可欠。そうじゃないと、理解して暗記することができないからね。

 また、今の時期に文法を勉強する際に大事なことのもう1つは、単なる文法の勉強だけに終わらせないこと! 文法の勉強していく中で、出てくる語彙を覚えていけば、語彙力の基礎を固められるし、例文や問題の文を読めば、英文読解の基礎となる文を正確に読む力も身につく。文法問題集の語彙は基本的なものがほとんどだし、単元別だから文法力を生かして文構造をつかむ力をつける練習にはもってこいなんだ。そしてこれが、受験英語で特に大事な3本柱の基礎作りに直結する。だからこそ、最初は文法の勉強をするといいんだ。

 受験英語において、英文法はいろいろな意味で重要なもの。だから4月中に基礎的な英文法をしっかりと理解し、英語を得意教科にするための土台固めをしよう! これをしっかりとできるかどうかが、今後の勉強をスムーズにする上で役立つからね。

 *英文法の勉強法に関しては、「英語のアドバイス!(分野別)−英文法の重要性と必要とされる力」などに詳しく書いてあるから、それも読んでね。また、ここでお勧めした以外の教材に関しては、「自腹☆英語教材レビュー-英文法」にいろいろと紹介してあるよ。