↑進路に関する情報を、無料でGETしよう!↑

がんばれ大学受験生-センター試験関連!
センター試験のメリット

 このページでは、センター試験を受けるメリットについてまとめます。受験する人はもちろん、受験するか迷っている人や、受験しない人も参考にしよう!


<センター試験を受けるメリット>

 センター試験は、どんな人でも、絶対に受けた方がいい!数々のメリットがあるからね。まずは、実利的なメリットから考えてみよう。

 センター試験は、国公立志願者はほぼ全員受けるだろうけど、最近は私立受験者にもメリットが多くなった。昔は(って今ももちろんそうだけど)、国公立の一次試験(各大学が行う二次試験との合計で合否が決まるだけじゃなく、志願者数が多い場合、基準点に達しないと足切りされる)という意味合いしかなかったから、関係ない人にはメリットが少なかった。でも最近は、私大でもかなりセンターを基にした入試が行われている。下のURLをチェックしよう!(「大学入試センター」の発表のものだよ。詳しい選考内容は、各大学の入試要綱をチェックしよう)

    「平成18年度 センター試験利用大学」

 ね、けっこうあるでしょ?だから、センター試験をがんばれば、センター出願で志望校に合格できるかもしれない。そのこと自体がいいか悪いかは議論の余地があるけど、受験生にとっては入試の選択の幅が広がったという意味では、とてもいいことだよね。

 私立でのセンター試験での選抜は、センターのみというものが多く、合格点に達していれば合格できる。しかも出願するだけでいい(センター試験前の出願が多い)ので、いろいろな目的で出願する人がかなりいる。その結果、相当ハイレベルな争いになるので、一般入試よりも難しい可能性も高い。特に難関校は、相当な高得点を取らないと受からない。でも、少しランクを下げて滑り止め校をセンター出願で抑えておけば、本番の一般試験で精神的に楽になるし、無駄に学校を受けなくていいから金銭的や日程的にも余裕が生まれる。(ただし、これが悪い意味の余裕になって、勉強のペースを下げてしまい、本当の志望校に落ちてしまう受験生も数多くいるから注意!)

 以上が、実利的なメリット。でも、僕はセンターが直接関係ない人にも、センターを受けることを勧める。センター試験を経験すること、さらにはそれ用の勉強をすることで、数多くのメリットがあるからなんだ。

   1.試験慣れ

 これが一番のメリット。受験は、緊張感の中で、いかに普段通りの実力を出せるかが勝負!模試の効果にも、試験慣れが挙げられるよね。ただし、受験本番の雰囲気は、やはり模試とは全く異なるし、相当に緊張する。だから、一番最初の本番の入試であるセンターを経験することで、本番の入試に向けての一番のいい試験慣れになる。もちろん、失敗することもあると思うけど、その反省を生かせば、本番の入試でも役立つ。だからセンター試験によって、今後がかなり楽になるんだ。

   2.基礎力UP

 センター試験は基本的に、教科書レベルの基礎的な知識(目安は高2までに習う範囲)を聞かれるし、良問が多い。なので、センター試験の勉強をすることが、基礎力UPにつながるし、自分にちゃんと基礎力がついているかどうかの目安にもなる。(特に英語に関しては、難易度はそれほどでなくても、スピードはある程度以上のものが要求されるから、実力がないとかなりきつい。)逆に、センターでしっかりと高得点が取れないようでは、もっと難しい場合が普通の本番の試験での成功は見込めないとも言えるんだ。

   3.区切り

 センター試験が行われるのは、1月の中旬。受験するためには、受験教科の全ての範囲の勉強を済ませておかないといけないよね?なので、センターを受けることが、いい区切りになる。一度その時点で仕上げておけば、その後は足りないところの教科や、具体的な対策に当てられる。逆に言えば、センターの時期に勉強していない範囲があるようでは、今後がかなりきついということでもあるんだ。

 他にもたくさん、センターを受けることでのメリットはある。デメリットは、受験料がかかるくらいで、ほとんど見つからない。だから、ぜひとも受験した方がいいよ。ちなみに僕も、私立文系志望で、受験当時は私大入試がほとんどなかったから全然関係なかったけど、センター試験を受けたことで、いろいろな発見があったし、本番の私大入試でも大きく役立った。

 また、受験しない人も、数年分の過去問を実際の受験時間に合わせて解いてみるといい。そうすることで、基礎力UPや自分の基礎力判定に大いに役立つからね。

 以上のように、センター試験にはいい面がある。受験するかしないかはもちろん各自の意志によるけど、僕は受験することを勧めるよ。受ける人は、出願時期がけっこう早い(10月上旬)から、気づいたら締め切りだったということがないように、注意しようね。