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がんばれ大学受験生-英語のアドバイス!(分野別)
英文法を学ぶ際に大切なこと

 「英文法の重要性と必要とされる力」で文法力が大事だということは分かったと思う。次にみんなが知りたいのは英文法の勉強法だろうけど、それを説明する前のその元となる重要なポイントがある。そこで、このページでは、文法を学ぶ際に大切なことについて書くので、これを読んでから「英文法の効果的な勉強法」を読もう。

<単元別とランダム>
<理解+暗記+使用>
<中学文法からやり直そう>


<単元別とランダム>

 英文法の効果的な勉強法を考える前に、その元となる文法を学ぶ際に大切なことを説明するね。特に重要なポイントが2つあるので、分けて考えるよ。

 言語は、様々なルールが複合的に組み合わさって使用されるもの。例えば、文章を読めば、様々な品詞・文型・時制などの文法項目が、いろいろと組み合わさっていることが分かるはず。つまり、文法はランダムで使うのが普通なんだ。

 本来であれば、言語を使用する中から脳が自然とランダムな文法事項を関連づけて整理するんだけど、大学受験生がこれをやるのは能率が悪くて非常に危険なので、土台となる文法をしっかりと学ぶ必要があることは、「英文法の重要性」で説明した。そしてこれを効果的に行うためには、文法を学ぶ際はランダムではなく、まずは単元別で学ぶ必要があるんだ!(ちなみに単元とは、文法の機能上で分類したもので、例えば時制とか仮定法とか比較とかのことを指す)

 このことをもっと分かりやすくするために、脳の中を空間としてイメージしてみよう。ランダムで英語を学ぶということは、大きな空間の中に様々な知識を投げ込んでいくということ。たくさん投げていくうちに関連ある事項が結びついて整理されるので、母国語のように圧倒的な量に触れられればこれでかまわない。ただし、外国語の場合は量が少ないので、最初のうちはなかなか結びつかずに整理されないし、結びつかなかった知識はせっかく脳の中にいれても忘れやすいんだ。

 これを防ぐためには、脳の中に「引き出しのついたたんす」を作る必要がある!そしてこのたんすの引き出しが、文法の単元なんだ。引き出しができた後ならば、ランダムで英語を学んでも自然と正しい引き出しに整理されて入っていくので、次々と関連づけられた知識が増えてくる。しかも、整理された文法知識は、文法問題を解く時はもちろん、読解などの他の分野にも応用することができるし、逆に他の分野を勉強していても文法の勉強になる。だから、最初はランダムでなく、単元別でしっかりと学ぶ必要があるというわけ。

 もちろん、単元別だけで勉強しても不十分。文法が苦手な人の中には、普段の勉強では文法問題を解けるのに、入試(模試)になるとできなくなってしまう人がよくいる。予備校の授業も問題集も普通は単元別に構成されているから、今どの単元を勉強しているかがヒントになるので、あいまいな文法力でも解けてしまうことあるけど、入試ではランダムで出題されるから、そのヒントを自分で見つけ出さないといけない。これができないために、普段は解けるのに、入試だと解けないことがありうるんだ。そしてこれを回避するためには、ランダムで問題演習をする必要もある。

 ランダムで問題演習をしたら、苦手な単元がきっと見つかるはず。そうしたら、単元別の勉強に戻って、以前勉強したものの復習や、新しい単元別の問題集を使って、強化していくといい。ランダムの問題演習が試合で、単元別の勉強が練習と考えるとイメージしやすいかもしれない。試合に勝つには積極的に試合をすることが大事だけど、試合ばかりやっていてもなかなか勝てない。試合で気づいたポイントを練習で補ってまた試合に挑んだ方が、試合でも勝ちやすくなるでしょ?それと同じ。だから、ランダムの勉強と単元別の勉強をうまく組み合わせることが必要だよ!

 文法は他の分野にもつながる英語力の土台だから、最初の方は力を入れて勉強して土台固めをする必要があるけれど、ある程度固まってきたらもっと大事な読解などの他の分野に勉強の比重を移していきたい。つまり、文法ばかりに時間をかけるわけにはいかないので、この単元別とランダムの文法の勉強をうまくやらないと、時間がかかる割に必要な文法力がつかない危険性があるということ。だから、まずは単元別の勉強で読解などにも役立つ文法力の土台を作り、その後にランダムの問題演習で応用力をつけていくといいんだ。

 簡単に言えば、単元別→ランダムに徐々に移行していき、適時単元別の補強をするのが、文法力を効率よく身につける方向性になる。そうすれば、他の分野に支障をきたさずに、必要な文法力が身につくはず。これが文法を学ぶ際に大切なことの1つ目だよ。


<理解+暗記+使用>

 もう1つは、文法は理解して暗記して使えるようになるのがとても大切だということ。次にこのことについて説明するね。

 「英文法で必要とされる力」では、文法をA.他の分野にもつながる基本的な文法とB.(主に)文法問題を解くための細かい文法に分けて説明した。これを今回のポイントとつなげて考えると、単元別に学ぶ際も、「A.基本的ルールの理解」「B.(主に文法問題を解くための)文法知識の暗記」というように勉強すると効果的だということになる。この理解して暗記するのは文法に限ったことではなく、勉強全体のコツでもあるんだけど、言語のルールである文法は必然的に規則的なものになるので理解がしやすいし、理解した後の方が知識が結びついて整理されやすいので、特にこの方法が有効になるんだ。ただし、これだけでは不十分。文法はランダム問題に対応できないといけないし、他の分野にも役立つ英語の土台にすべきだから、文法を使えるようにならないといけない。つまり、「C.AとBの使用」が一番大事なんだ。3つに分けて、もっと詳しく考えてみよう。

 単元別に文法を学ぶ際は、まずAの基本的なルールを理解しないといけない。つまり、その単元を学ぶ上で一番重要なポイント(例えば、なぜそのような文法事項があるのか、どのような時に使われるのか、どんな役割をするのかなど)を、重要ポイントの解説と関係のある文法事項が使われた例文を活用するなどして、しっかりと理解することが何よりも大事なんだ。そうしないと、問題を解いても知識が脳に整理されて定着しないからね。実は、読解などの他の分野にも必要な文法は、この基本的ルールを学ぶだけで十分な場合も多い。例えば不定詞は、”to do 〜”という形で、動詞の性質を残しながらも、他の品詞の役割をすること。名詞の役割をしてSやOやCになるか(名詞的用法−「〜すること」)、名詞の後ろに置いて前の名詞を修飾する形容詞の役割をするか(形容詞的用法−「〜する…」)、副詞の役割をして文を修飾するか(副詞的用法−「〜するため、」など)の3つのどれかになることが分かって、文構造と関連づけて違いを区別できれば、とりあえず読解には十分。他の単元も、まずは単元ごとの基本ルールは、できるだけ早い時期に理解しておく必要がある。

 基本的なルールが理解できたら、次にBの文法知識の暗記をしていけばよい。これは、その単元に関係ある問題をできる限り多く解くことで可能になる。そうすればその単元の問題を解くために必要な知識が自然と増えるし、同じ単元の文にたくさん触れられるのでA(理解)がより深まっていくという効果もある。ただし、ただ解くだけでは意味がない。問題を解く時は、「なぜその答えになるのか?」を考えることが非常に大事なんだ!必ず根拠を持って答えを出し、自分が出した答えの根拠が解説にある正しい根拠と合っているかどうかを確認しながら勉強していけば、整理された正しい知識が脳に定着していく。答えが合っているだけじゃなくて、答えの根拠が正しく説明できなかったら、文法の勉強としては意味がない。それをやらないとただの丸暗記になってしまい、知識が定着しなくなってしまうからね。つまり、問題演習の際にも理解して暗記することが大事だということなんだ。

 ただし、理解しながら暗記して知識を脳に入れていくだけでは不十分。本番の試験の際には、ランダムの文法問題が出される。単独の文法問題でなくとも、読解や英作文の中には文法力が問われる問題がある。文法力を問われる問題はチャンス問題だから点数を稼ぎたい。ただし、試験の場合は制限時間があるから、正確に素早く解けないといけない。問題を見て、解くのに必要とされる正しい文法知識をスピードよく頭の中から引き出すこと、簡単に言えば文法を使って解くことが非常に大切なんだ。これがCの理解して暗記した文法知識の使用にあたる。ただし、最初からランダムだと難しいから、まずは単元別の問題を根拠を大切にして解くことで、使う練習をすればいい。これをしっかりとやれば、ランダム問題でもポイントを見抜いて解けるので、対応できるようになるからね。だからこそ、さっき根拠を大切にして問題を解くのが大事だと言ったんだ。その後に、根拠を意識したランダムの問題演習をして、入試問題に対応できるようにすればいい。またこのように勉強すれば、必然的に文法を使えるようになるので、読解などの他の分野にもつながる英語の土台にもなるよ。

 このように、まずは基本的ルールを理解し、その後は問題を考えて解きながら文法知識を増やしていき、理解と知識を深めて使えるようにしていくというのが、文法を学ぶ際の一番効果的な方法なんだ。これが文法を学ぶ際に大切なことの2つ目だよ。


<中学文法からやり直そう>

 英文法を学ぶ上で大切なことを2つ説明してきたけど、もう1つ、中学文法をおさらいすることの重要性について説明するね。

 基礎力がある人は、大学受験レベルの勉強をすればいいけれど、問題は英語が苦手な人。大学受験の基礎レベルではきつい人は、中学文法からやり直すことを強く勧めるよ!そしてこれは、英語が苦手な人だけじゃなく、まあまあの人や、得意な人にも実は有効なんだ。

 中学文法をばかにしちゃいけない。大学受験の文法と高校受験の文法(中学文法)は、それほど大きく違うわけではないんだ。大学受験の文法は、中学で学ぶ文法を発展させたもの。例えば関係詞は、中学では単独の関係代名詞だけだったのに、高校では前置詞+関係代名詞や関係副詞が入ってくる。だから、関係詞の概念を中学文法でしっかりと学んでいれば、大学受験レベルの関係詞も分かりやすくなるんだ。関係詞は違いが大きい方で、ほとんど変わりがない単元も多い。変わったとしても発展させたものにすぎないから、中学で学ぶべき文法をしっかりと身につけておけば、大学受験レベルの文法の勉強をスムーズに進めることができるんだ。

 また、大学受験の授業や教材は、中学英語はある程度マスターしているという前提で解説される。全部を解説したら時間が足りずに授業にならないし、教材は分厚すぎるものになってしまうからね。だから、いくら基礎レベルであっても、基礎中の基礎は解説を省くか、少ししか解説していないのが普通。そのため、中学英語をマスターしている人はいいけれど、していない人の場合は大学受験用の勉強だけだと、スムーズに勉強できないだけじゃなく、学ぶべきことがごっそり抜けてしまう危険性があるんだ。特に「英文法で必要とされる力」でも説明した他の分野にもつながる基本的な文法の中の1つ、「1.文型その他」は中学で学ぶことばかりだから、中学レベルの文法を学ぶことでしっかりと身につけていないといけない。

 だから、英語が苦手な人は、中学文法まで一度戻ってしっかりと土台固めをしてから、大学受験レベルの勉強に進むようにしよう!英語が積み上げていく教科だから、土台を固めてからもっと難しいレベルに挑戦していけば、一気に実力がアップすることも決して珍しくないからね。自分で勉強する人は教材を中学レベルのものから始めればいいし、予備校生は授業とは別に自分で中学レベルの教材を勉強すればいいよ。

 そしてこれは、英語が苦手な人だけに有効なわけじゃない。「今さら中学の勉強なんてかっこ悪い」とか「簡単でできるからやらなくていい」って思うかもしれないけど、中学文法という土台ができているようでできていない受験生って、実はけっこう多いんだ。それが分かるのが、簡単な英作文をさせる時。読めばすぐに分かるような中学レベルの文でも、いざ書くとなると一気に厳しくなる。外国語学習で文法を身につけなければいけない一番の理由は、実はライティングのためなんだ。書く場合は正しく表現しないといけないから、ルールである文法を使いこなせることが必要不可欠だからね。大学受験では英作文の比率が学校によって違うから、全員ができなければいけないというわけではないけど、入試で必要じゃなくとも、最低限中学英語ぐらいは書けるようになっておきたいもの。大学に行けば英語を書く時があるだろうし、みんなにもぜひ学んで欲しい英会話は、中学レベルの文が表現できればかなり意思疎通ができるからね。大学受験は特殊な勉強だから現実を見る必要はもちろんあるけど、受験のためだけに英語を勉強するのはもったいないよ。

 話を大学受験に限ったとしても、中学レベルの文が書けることは非常に役立つ!最近出題が増えている自由英作文は、中学英語が正しく書ければ切り抜けることが可能な場合も多い。通常の和文英作文も、中学レベルの文が書けるという土台がないと厳しい。英作文が出ない人も、記述系の文法問題を解く上で役立つ。そして何より、文を正しく書けるためには文法を正しく使えないといけないから、読解などの他の分野にも役立つ最低限の文法力があるかどうかを確認することができるんだ。

 高校受験をした人は思い出して欲しいんだけど、大学受験問題と比べて、記述問題が多くなかったかな?この原因の1つは、受験者数の違いにある。受験者数が多い大学受験の場合は、採点に時間がかかる記述問題を出題しづらい。それに対して高校受験は、ある程度受験者数が決まってくるので、記述問題を出しやすいんだ。そのため、中学文法の勉強をすると、必然的に記述式の問題を数多く解くことにもなる。これが使える文法力の土台を作る上で、非常に役立つんだ。

 以上の理由から、時間がある人は全員、時間がない人の場合も英語が苦手な人は必ず、中学文法からおさらいすることを勧める!一見遠回りに見えても、それが長い目で見れば近道になるからね。4月上旬の学校や予備校が始まるまでには、中学文法を固めておきたい。たいていの大学受験生は、分かっていることを再確認し、足りないところを補うだけでいいから、そんなに時間もかからないはず。うまく教材を選んで、2週間〜1ヶ月ぐらいで仕上げたいところだね。これなら、もっと遅い時期から受験勉強を始めた人も間に合う。もちろん、人によってはもっと時間をかけてじっくりやらなければいけない場合もあるけど、大学受験の文法でも同じようなことを学ぶから、時間のない人は完璧にできなくてもある程度の時間で仕上げよう。

 中学文法をおさらいをすれば、自分がどこまで分かっていて、どこから分かっていないかをしっかりと確認できる。そうすることで、大学受験文法との隙間を埋めることができるんだ。たとえおさらいをして新たに学ぶものがなかったとしても、決して無駄にはならない。自分には基礎力がちゃんとあることに自信が持てるからね。だから、中学文法をおさらいすることを強く勧めるよ!