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がんばれ大学受験生-英語のアドバイス!(分野別)
英単語の効果的な勉強法

 「英単語の重要性と必要とされる力」で単語力が大事だということは分かったと思う。そこでこのページでは、英単語の効果的な勉強法について書くので、参考にして、さっそく単語力アップに励もう。

<英単語の効果的な勉強法>
<英単語を覚えるコツ>
<関連づけ&印象づけで覚える例>


<英単語の効果的な勉強法>

 単語を覚えるには大きく分けて

    A.単語集で半ば機械的に覚える方法

    B.読解などで文や文章の中から覚える方法

の2つがある。

 これについてはどちらがいいのかいろいろな考えがある。でも僕は、様々な理由から、「大学受験の場合は、絶対に両方平行してやらないといけない!」と考えているんだ。そこでまずは、その理由を大きく3つに分けて考え、効果的な単語力アップの方法を探っていこう。

    1.能率

 大学受験の勉強は、一定期間で確実な成果を上げなければいけない。もちろん単語も同じで、できるだけ能率よく受験に必要な単語力をつけなければいけないんだ。だからまず、両者の方法の利点と欠点を考えよう。

 まずは、Bの利点について考えてみよう。一番の利点は、文の中から覚えられるので、使い方がよく分かって覚えやすいこと。単語だけだと覚えづらい面があるけど、文がその単語の印象を強めてくれることが多いからね。また、文章の場合は、周りにある同意語や反意語や派生語や、同じテーマの単語をまとめて覚えられることで、関連づけて覚えやすいだけじゃなく、単語力の幅が広がることもいい面。だから、Bが効果的な方法なのは間違いない。

 ただし、Bの方法だけで受験に必要な単語を覚えるには、とてつもなく時間がかかる。ネイティブなみに一日中英語を読む時間があるならば別だけど、受験生は英語の他の分野も他の教科もやらないといけないから、それだけの余裕がない。その結果、文や文章の中から覚える方法だけだと、重要な単語に出会う頻度が少なく、なかなか単語が覚えづらいんだ。下手をすれば全く出会わないことだってありうる。それを補うために、Aの方法で半ば機械的に覚えることも必要になってくる。

 また、Aには利点も多いんだ。まず、短時間で出来る方法であること。Bは文や文章を読みながらだから必然的に時間がかかるけど、Aの方法なら10分で数個覚える、あるいは覚えているかどうかのチェックをするだけなら数10個行うことができる。印(後で説明するね)をうまく使えば、受験前などは1時間で単語集1冊分の単語をチェックすることも可能になるんだ。また、たいていは頻度順になっているので、自分の単語力がどのくらいあるのかを客観的にチェックしやすく、対策も立てやすい

 もちろん、Aにも欠点がある。機械的な暗記は、覚えたものを忘れやすい。また、文章には文脈があるし、複数の意味のある単語が多いから、Aで単語の意味を覚えたとしても、それだけでは文や文章が読めるようにはならない。だからこそ、それを補うために、Bの方法が重要になってくるんだ。

 つまり、AとBは両者とも利点と欠点があり、相互に補う必要がある。だからこそ、両方平行してやる必要があるんだ。よくBだけを勧めてAを否定する人がいるけど、それは大学受験生の現状が分かってないからそういうことが言えるんだろうね。長期的な視野に立って英語力を身につけるのならば、文章の中から自然と単語力を増やす考えは理想。現に僕も、高1〜2年生&大学生など期限が決まってない人には、Bの方法を勧めてる。でも、大学受験生は限られた短い時間でかなりの単語力をつけなけきゃいけない。だから、読んでいるうちに自然と増えるなんてのは不確実なギャンブルすぎて、決して勧められないんだ。みんなは能率を考えて、両者の方法をうまく使おう!

    2.単語力の量と幅

 Aを否定する人はたいてい、「単語は文や文章の中にあって初めて正確な意味が分かるのだから、単語を切り離して覚えてはいけない」というのをその根拠に挙げる。ただしこれは、テストのために英語を勉強する場合、特に大学受験においては、全くの見当違いだとすぐに論破できるんだ。

 確かに、単語の正確な意味は、周りの単語とのつながりや、文章全体の論旨展開の中でないと正確に決まらないから、単語を機械的に当てはめるだけじゃ文や文章は読めない。だから、文脈の中から単語の正確な意味をつかむようにする訓練が必要になる。その意味では、文や文章の中から覚えるのは、覚えやすいだけじゃなくて絶対にやらなければいけないこと。だから、その考えはある意味正しいよ。

 ただし、文の中でないと単語の意味は正確には決まらないということと、文がないと単語の意味が分からないレベルの単語力とでは、大きな差があるってことが忘れられている。文があって初めて単語の意味が分かるということは、類推をしているということだよね。「英単語の重要性と必要とされる力」でも書いたけど、類推は正確性だけじゃなくスピードも落ちる。だから、極力その単語を見ただけですぐに意味が浮かぶレベルの単語力がないときついんだ。さらに、下線部と同じ意味のものを選ぶ問題の選択肢にある単語を見れば、単語だけでも意味が浮かばなければいけないことが実感できるはず。選択肢の単語は通常、文ではなく単語しかない。だから、単語だけで意味が分からないと解けないんだ。

 つまり、単語を見ただけで半ば反射的に意味を思い浮かべ、さらにそれを文脈の中から修正できる単語力が、大学受験では必要なんだ。簡単に言えば、すぐに意味が浮かぶ単語の量を増やすことと、うまく修正できるようにするために単語の幅をつけることの、両方が必要ということ。最近ますます長文化し、かなりのスピードが要求される英文読解の傾向を考えても、この両者のバランスがとても大事。

 そしてここに、AとBの方法を両立することを勧めるもう1つの理由があるんだ。Aで機械的に、というよりも反射的に意味が浮かぶように何度も訓練をすることで単語量を増やし、Bで文脈の中から意味をより正確につかんでいくように訓練することで単語力に幅をつけることが、受験で必要とされる単語力をつけるための勉強として最適だからね。そうすれば、スピードと正確性の両方に対応できる。特に、よく使われる単語はいろいろな意味で使われることが多いから、この瞬間的に意味を浮かべることと、それを修正していく力の両方が伴ってないとだめだからね。

 もちろん、全部の単語が正確にこのレベルで分からなくても文や文章は読める。また、文があっても意味が全く浮かばないよりは、文があれば意味が分かる単語力の方がはるかにいいし、難しい単語はそのレベルでも十分な場合も多い。それらの場合も、AとBの両者を平行して行っておけば、受験に対応できるスピードの範囲内で、よく分からない単語や反射的に浮かばない単語の意味を正確に類推することも可能になるよ。

    3.英文読解への土台作り

 受験英語で一番大事な分野は英文読解。だから、読解の中から覚えていくBの方法は有効だし、人によっては読解の勉強をやっていれば自然と単語力が増えるという人までいる。でもこれは間違い。その理由は1と2ですでに説明したけど、ここで指摘したいもう1つの重要な事実は、読解の勉強を能率よく進める上でもある程度以上の単語力が必要だということ。

 読解は、ただ読めば読めるようになるというものじゃない。まずは文が読めないといけないから、その土台となる語彙力(もちろん単語力も含む)と文法力(文構造を見抜く力)がないと厳しいんだ。だから、基本的な単語力もついていない状態で文章を読んでも、時間がかかる割に全く読めない。文章を読める量が減れば必然的に、出会う単語の数も頻度も減るので、単語力も上がらないんだ。

 そしてこのことは単語の問題だけにとどまらず、読解にも大きな支障を与えかねない。基本的な語彙力もない状態で読解を勉強すると、当然読めないから読解への苦手意識がついてしまう。その結果、英語自体への拒否感が生まれる危険性も高いんだ。だから、最初に単語集で基本単語だけでも覚えておかないと、読解の中から覚えていこうなんて方法はできっこないんだ。

 そのため、まずはAで基本単語(最低限中学レベルの単語と、大学受験レベルの超重要単語)だけでもある程度覚えてしまおう!そうすれば、読解の勉強の際にかなり読みやすくなり、読解の勉強の能率が上がる。その結果、同じ時間でもより多くのものが読めるようになってくるので、出会う単語の数も頻度が増すから、Bの方法での単語力アップの能率も高まるんだ。

 さらに、その後もAとBは平行して覚えていくべき。どちらかにしか出てこなかった単語を覚えることでお互いの不足分を補えることはもちろん、両方で同じ単語に出会える可能性も高くなるので記憶に定着しやすく、単語の量やその幅が増すからね。


 以上、3つの面からAとBの方法を両立することの必要性を考え、効果的な単語の勉強法を説明した。両者の利点と欠点をしっかりと踏まえ、相互を補完し合った形で少しでも能率よく単語力アップに励むことで、量(単語数)と質(単語の意味の幅など)、さらには正確性とスピードが両立した、使える単語力をつけることができるんだ。2つの方法をうまく合わせて、単語力アップに励もうね!それが大きな力になるよ。

 *それぞれの具体的な方法は、「A.単語集で覚える方法」「B.文章の中から覚える方法」を参考にしよう。


<英単語を覚えるコツ>

 「英単語の重要性と必要とされる力」にも書いたように、単語は繰り返し暗記するのが基本。しかも、能率が少しでもよくなるように、初めて出会うものや、今まで出会ったことがあるけれどまだしっかりと覚えられていないものだけを中心に繰り返そう。ただしそれだと半ば根性論になってしまうので、ここではその他の覚える際のコツを教えるよ。

 暗記の最大のコツはできる限り理解して覚えることなんだけど、単語はなかなか理解して覚えることが難しい。そこで、「繰り返す!」「関連づける!」「印象づける!」の3つをうまく使おう!もちろんこれは、単語以外の熟語や構文を覚える際にも使えるし、もっと言えば勉強全般(特に暗記物)にも当てはまるよ。繰り返しについては「英単語の重要性と必要とされる力」で書いたし、「A.単語集で覚える方法」でもまた説明するので、ここでは残りの2つを意識したコツと、一番大事なコツを説明するね。

    1.関連づける!

 単語に限らず、細切れの知識は断片的な記憶にしかならないので覚えづらく、脳に定着しにくい。それを避けるため、細切れの知識同士をできるだけ結びつけることが有効になるんだ。そうすることで覚えやすくなるだけでなく、覚えたものが忘れにくくなるため、脳に定着しやすくなる。また、1つを忘れてしまっても、関連がある知識から思い出すことも可能になるし、全く初めてのものに出会った時も、関連ある知識から類推できるんだ。その意味で、関連づけて覚えるのは非常に大事だよ。

 単語を関連づけて覚えるためには、同意語や反意語がまず挙げられる。しかもこれは覚えやすいだけじゃなく、読解の場合にもとても役立つんだ。文章は、作者が自分の知的レベルの高さを示すために、同意語を使って書き換えることが多い。また説得力を高めるために対比して書かれる場合もあり、その時は反意語を使う。だから、同意語や反意語に注目すると文章の論旨展開をつかみやすくなるし、逆に単語を類推しなければいけない時に論旨展開を利用すると、同意語か反意語かでだいたいの意味がつかめる時があるんだ。また、下線部の語彙問題で同意語(や反意語)を聞かれることが多いけど、この際に文の意味が正確に分からなくても、単語力だけで問題が解けることがある。さらに、内容一致などの文章全体の内容に関する問題でも、難しくするために同意表現や反意表現を使って書き換えて選択肢は作られるのが普通だから、その時にもとても役立つんだ。同意語や反意語は辞書や単語集に載っていることが多いので、それを大いに活用しよう。

 次に、派生語も関連づけて覚えるのに有効な方法。派生語は全部の単語にあるわけではないけれど、重要単語の場合はたいていある。全部を最初から覚えようとするのは難しいし、規則的なもの(例えば形容詞にlyをつけると副詞になるもの)は覚える必要もないけれど、名詞と動詞は絶対に覚えておくべきだし、形容詞(似たような形でそれぞれ意味が違うものには特に注意が必要)もできるだけ覚えたい。また、覚えやすくなるだけでなく、分からない単語を形から判断して、覚えている派生語から類推する際にも役立つんだ。これも、単語集に載っているものや、辞書で調べればすぐに分かるので、活用しよう。

 さらに、テーマ別に関連づけるのも有効。文章はたいてい1つのテーマについて書かれるので、1つの文章の中に同じテーマに属した単語が使われるのは非常によくある。実を言うと、学部別に出やすいテーマがあったりもするんだ。(ただしあくまで傾向なので、いろいろなテーマの単語を覚える努力はしようね)読解の勉強をした際に同じ文章の単語をまとめて覚えるのはもちろんだけど、テーマ別の単語集もあるのでそれを利用するともっとまとめて覚えられるよ。

 最後に、語源も関連づける際の有効な方法。接頭辞・接尾辞はもちろん、語の中の部分も、語源を意識すると覚えやすい場合が多いし、初めて出会う場合や忘れてしまった場合も、形から類推しやすくなる。例えば、the Mediterraneanは「地中海」という意味だけど、medi(間−middleに似てる)とterra(土地)という語源を意識すると覚えやすいでしょ?語源も辞書に載っている場合が多いので活用しよう。ただし、語源は思い出すのに時間がかかることや、全部当てはまるわけではないので、注意も必要だよ。

    2.印象づける!

 脳は、様々な情報を取捨選択して、大切だと思うものだけを記憶していくメカニズムを持っている。だから、脳に大切な情報だと思わせるために、印象を強くすることが大事なんだ。ちなみに、繰り返しも関連づけも、実は印象を強くするためなんだよね。

 印象づける際には、ただ見て覚えるのではなく、五感をフル活用するのが有効な方法。目で見て(視覚)、大きな声に出しながら聴き(聴覚)、いらない紙などに書く(触覚)んだ(臭覚と味覚はさすがにないけど、分かりやすくするため五感としておくね)。特に英語は言語なので、声に出すことが有効。そうすれば、発音とアクセントも覚えられるし、リスニングにも生きてくるよ。

 単語をイメージ化して覚えるのも、印象づける非常によい方法。例えばowlという単語を覚える際に、「ふくろう」ってただ覚えるだけじゃなく、Harry Potterで郵便を運んでいる映像と一緒に覚えると覚えやすいんだ。名詞なら頭に映像を浮かべる、動詞なら実際に自分でその動きをしてみる、形容詞ならそれにぴったりの人やものとつなげてみるといいよ。そしてこれは、英語を英語のまま理解するコツの1つでもあるんだ。受験の場合は和訳が出ることもあるし、日本語にできる能力も大事なんだけど、最近マークシートが増えて、文章が長文化している傾向を考えると、正しい日本語訳にこだわりすぎず、その英文が伝えたい内容を正しくつかむような読み方もますます必要になってきている。その際、このイメージ化して単語を覚えることはとても役立つよ。

 (英語を英語のまま理解するコツに関しては、「英語で世界・・・−英語を英語のまま理解しよう」も参考にしよう。もっと詳しく知りたい人や、僕が執筆した『英語リスニングに強くなる』の第6章にかなり詳しく書いてあるので、よかったらそれも参考にしてね。ちなみにその章には、ここに書いたイメージ化して単語を覚えるコツが、実例つきで書いてあるよ。本の内容に関する詳しい説明は、ここをクリック!

 文やフレーズで覚えるのも、印象づけるのにいい方法。前に、文があって初めてその意味が分かる語彙力では不足で、できる限りそれだけで分かる語彙力をつけたいと書いたけど、それはあくまで試験の時であって、覚える際には文の中から覚えた方が覚えやすいのも事実。覚えづらいものは、単語集の例文や読解の文だけじゃなく、辞書の例文の中で分かりやすいものを使って覚えよう。また、単語だけで覚えづらい場合は、フレーズで覚えるのもいい方法。例えば、simultaneousを覚える際、「同時の」だけだと覚えづらかったら、simultaneous interpretation「同時通訳」で覚えると印象に残りやすくなるでしょ。

 どうしても覚えられない場合は、語呂合わせによって印象づけたってかまわない。有名なところでは「でないと言う=deny」や「下種(げす)の勘ぐり=guess」などがある。ゴロ合わせの単語集も売っているけど、自分で考えるのも面白いよ。僕はuglyを最初に覚える時、「鈴木亜久里は醜い」と覚えた。(ちなみに元F1レーサーで、本当は全然格好悪くないよ)ただし語呂合わせは強引な場合が多く、思い出すのに時間がとてもかかるので、覚えにくいものだけにしたり、楽しみとして行ったりしよう。

 単語の問題集やテストを使用するのも、印象づけるためのお勧めの方法。覚えやすいだけでなく、実践的だしね。単語集と問題集をセットで発売しているものもあるので、それを有効利用しよう。ただし、セットものの問題集を使う際、単語を覚えた後すぐにやると短期記憶でも出来てしまうために、受験で必要な長期記憶としての単語力があるのかどうかチェックできずに危険。だから、ある程度時間を空けてから問題をやるか、また間を空けてできてないものを中心に繰り返そうね。これは、学校や予備校で単語テストをしてくれる場合も一緒だよ。

    3.辞書を活用!

 関連づけと印象づけからいろいろ説明したけど、単語力アップの際に一番大事なことは、辞書をこまめに活用すること!これは単語に限ったことではなく、辞書を引く手間を惜しむ限り、絶対に英語はできるようにならないよ。辞書は、一番手っ取り早く必要なものが見つけられる最良の参考書だからね。単語を覚える時には、分からない単語を調べるのはもちろん、関連表現を調べる際も、印象づけて覚える際も、辞書が一番調べやすいんだ。

 単語を覚える際にも、辞書には例文もたくさん載ってるし、関連表現や語源などから幅も広げられる。また、ただ出会った語彙を辞書で調べて覚えるだけでなく、自分で興味を持って関連する語彙を調べて覚えるようにすると、勉強が受動的なものから能動的なものになるので脳に定着しやすく、語彙力アップに大きく役立つけれど、その際には辞書は必要不可欠なんだ。

 また、辞書も使い方によって単語力アップに大きく役立つ。紙の辞書ならば、調べたものに色鉛筆でアンダーラインをし、後に調べた時に同じページにあるアンダーラインをチェックすると繰り返せる。電子辞書ならば、ヒストリー機能で最近調べたものを覚え直すのもよい方法。このように、辞書は調べるだけでなく、覚える際にも有効に使える利点がたくさんあるんだ。

 知らない単語や知識に定着していない単語に出会ったら、面倒くさがらずに必ず辞書を引くことが大事。ただし、分からない単語に出会ったからといってすぐに引いちゃだめだよ!知らない単語をいきなり引くのは問題がある。これについては「A.単語集で覚える方法」「B.文章の中から覚える方法」に分けて、それぞれのページで説明するね。


 以上のように、単語を覚えるのにはいろいろなコツがあるから、混ぜて使ってみよう。ここで挙げたコツは、もちろん熟語や構文でもかなり当てはまるよ。有効活用すれば、無意識にやみくもに覚えるよりも、はるかに覚えやすいくなるからね。


<単語を関連づけ&印象づけで覚える例>

 単語を関連づけたり、印象づけたりして覚えるコツについて書いたけど、具体的にどんな感じで覚えればいいか分からない人も多いと思うので、いくつか例を挙げておくね。辞書にある関連情報を使えば、いくらでも同じように自分でできるよ。

   例1 派生語と反意語と共に熟語も覚える方法

 ・courage(名詞)「勇気」
    →encourage(動詞)「(勇気がある状態にする→)〜を励ます」
        *en+〜(名詞や形容詞)=動詞(〜の状態にする)
           …enrich「〜を豊かにする」、enslave「〜を奴隷にする、とりこにする」
      熟語 encourage O to do「Oに〜するように励ます」
        ⇔
    →discourage(動詞)「(勇気を奪う→)〜をがっかりさせる」
        *dis+〜 否定のニュアンスの接頭辞
           …disappear「消える」、dishonest「不正直な」
      熟語 discourage O from doing「Oが〜するのをやめさせる」

 *このようにいろいろと関連づけると、覚えやすくなるし、単語の幅も広がるよ。

   例2 多義語を一種の語呂合わせで覚える方法

 ・observe(動詞)
    @〜を観察する
    A〜に気づく
    B〜を述べる
    C〜を守る
    D〜を祝う
       →@〜Bの名詞形 observation  C〜Dの名詞形 observance

 *覚え方−「観察する」と「気づく」。気づくと「言い」たくなる。言った手前「守ら」ないといけない。みんなが守ると「お祝いになる」、のように続けて覚える。

   例3 テーマで関連づける方法

 ・calculate(動詞)「計算する」→calculation(名詞)
   add「足す」→addition
   subtract「引く」→subtraction
   multiply「かける」→multiplication
   divide「割る」→division

 *例えば、読解をしていてdivideという単語に出会ったら、「反対のかけるって何て言うんだろう?ついでに足すも引くも調べてやろう」というように、自分で問題意識を持って発見しながら覚えると、頭に残りやすくなるよ。