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がんばれ大学受験生-英単語の効果的な勉強法
B.文章の中から覚える方法

 「英単語の効果的な勉強法」で、A.単語集で覚える方法とB.文章の中から覚える方法を両立するのが単語力アップのコツだと説明した。そこでこのページでは、Bの読解などで文や文章の中から覚える方法について詳しく説明するよ。

<文章の中から単語を効果的に覚える方法>
<コピーを2枚使った単語力アップの方法>
<辞書の使い方>


<文章の中から単語を効果的に覚える方法>

 読解などで読む文や文章の中から単語を覚える場合、本文を必ずコピーをすることが肝心!書き込みをしたものを読めば単語は当然分かるので、覚えているかどうかをチェックできないからね。そもそも読解の勉強では、書き込みをしていないもの(以下では白文と呼ぶよ)を読み、ちゃんと文や文章を読むためのポイントを覚え、自分でも使えているかどうかをチェックすることが肝心なので、コピーは必要不可欠。そして、白文を読む際にはもちろん、語彙(単語はもちろん、熟語と構文も含む)もちゃんと知識として定着しているかをチェックしなければいけない。覚えていない場合は、書き込みをしたものでその箇所だけをチェックすれば、短時間で能率よく語彙を覚え直せるよ。

 このような白文を使ったチェックが、文章の中から単語を覚える際の一番の基本。この方法ならば、文章の中から覚えるので印象が深くなり、覚えやすくて忘れにくいので単語の量が増すのはもちろんのこと、同じ単語は別の文では少し違った使われ方をするので応用して読むことになり、その結果単語の幅が広がる。そして最大の利点は、単語集で反射的に浮かぶように訓練した単語を、文脈の中から修正してより正確な意味をつかむように読むことで、生きた単語に変えられるとなんだ。これが、「英単語の効果的な勉強法」で大学受験に必要だと説明した、単語を見ただけで半ば反射的に意味を思い浮かべ、さらにそれを文脈の中から修正できる単語力につながるからね。

 白文を使ったチェックを行えば自然と語彙力は増すので、単語帳やカードを作ることはあまり勧められない。作ることに一生懸命になり(あるいは作ったことに満足し)、その後活用していないことが多く、作る時間の割に役に立っていないことが多いからね。

 もちろん作った方が覚えやすい人は作ってかまわないけど、作る場合は、できるだけ短時間で作ることと、その手間を無駄にしないように能率的に活用することの2つを、絶対に怠っちゃだめだからね。1つ目のポイントを考えれば、覚えやすくなるように例文を書き加えるのは、時間がかかりすぎるので効果的とは言えない。覚えづらいものは、その場で辞書を引けばいいだけの話だからね。また、最初から作らないことも大事。白文チェックで何回復習しても覚えられないものだけを単語帳やカードにまとめれば、短い時間で自分の必要な語彙だけ作れるので能率がいい。2つ目のポイントを考えれば、単語帳なら印をつけながら、あるいはカードだったら覚えたものと覚えていないものを分けながら、繰り返し覚え込むことが肝心だよ。そう考えれば、単語集よりも、カードの方が有効。覚えたカードを捨てていけば、覚えられないものだけが残って、自分に必要な単語を短時間でチェックできるし、時々シャッフルすることで順番覚え(それぞれの単語だと分からないのに、順番で分かってしまうこと)もなくなるからね。

 とにかく大事なことは、書き込みをしたものを読んだ時に、単語を覚えた気になっては絶対にいけない!ということ。自分の語彙力は白文を読んだ時に分かるのだということを、しっかりと認識しておこう。だからこそ、白文を使ったチェックが大事なんだ。それが、単語集による方法と次第に結びついてくる。そうすれば、単語力が加速度的に増え、読解などの他の分野にもいい影響をもたらすから、最初はつらく感じた単語力アップのための勉強も、だんだんと楽しくなってくるよ。


<コピーを2枚使った単語力アップの方法>

 ただし、白文によるチェックは、文章を読まないといけないので時間がかかるし、さらには文の中からしか単語の意味が分からないレベルになってしまう危険性もある。その欠点を回避するためには、何回も読んでも覚えられないものだけカードにまとめる方法があるのだけど、普段の読解の時にもっと短時間で行える効果的な単語力アップの方法がある。それは、文章のコピーにマーカーなどを塗り、それを元に単語(熟語や構文を含めてももちろんOK)だけをチェックする方法なんだ。やり方を、段階を追って説明するね。


<コピーを2枚使った単語力アップの方法の基本プロセス>

 本文を2枚コピーする。1枚は読解の勉強の際の書き込み用、もう1枚が語彙チェック用。
 予習の際、書き込み用のコピーで、辞書を使わないで本文を読み問題を解いた後、語彙チェック用のコピーに、自分が覚えていなかった語句を、蛍光ペンなどでチェックする。その際、@初めて見たもの=黄 A今までに見たことあるけれど覚えていなかったもの=赤、など色分けする工夫をすると、現段階での語彙力と問題点がよく分かるよ。
 読解の復習1の後、1週間以上空けて白文による文章チェックをするんだけど、文章を読む前に語彙チェック用のコピーを使い、まずはマーカーで引いた語句だけを見て、その単語が含まれている文の他の部分なしで意味が分かるかをチェックする。覚えていないものは○をつける。次に、白文を使って文章を読む際に、その語句だけでは分からなかったけれど、文を読んでいく中で分かった場合は、○に斜め線を入れる。その後、覚えていないものだけ、書き込みをしたものを参照し、覚え直す。
 再度1週間以上時間を空け、○や○に斜め線の語句だけをチェックしてみる。分からないものがあったら、その語が含まれている文だけを読んで、その語を覚えているかをチェックする。それでも覚えていなかった場合は、その単語自体を分かりやすいように大きく○で囲んでしまい、辞書を引いて文を読んだり、関連語と結びつけたり、五感を使ったりしながら、絶対に覚えるようにする。
 かなり時間を空け、○で大きく囲んだものだけまとめてチェックし、覚えてないものを覚え直す。


 この方法には、いろいろな利点がある。1つ目は能率。線を引くだけなので簡単にでき、分からない場合は書き込みしたものを見て覚え直すだけなので、短い時間でできる。また、印をつけたものだけを繰り返せるので、自分に必要な語彙が脳に定着しやすくなる。短時間で単語力がつく、まさに能率がいいってこと。

 2つ目は、受験に必要な単語力の本質に合っていること。この方法ならば、その単語だけで分かる語彙力と、文の中からなら分かる語彙力という2つの視点からチェックできるので、試験で必要な単語力がどのぐらいあるかが分かりやすくなるからね。その単語だけで分かったものは、かなり定着しているので、もうやらなくていいけど、文があって初めて分かったものはまだ定着度が薄いので、しっかりと覚え直す必要がある。

 3つ目は、今後の語彙の勉強の方針を決める際の目安になること。マーカーや印を使うことで、予習段階と復習の各段階での自分の単語力やその定着度を比べられる。このことで、強弱をつけて能率よく覚えられることはもちろん、自分の単語力や問題点が客観的に分かりやすくもなるんだ。段階2で色を変えてチェックしたけど、これにも実は意味がある。初めてのものが多い場合は、語彙の勉強量や読解の量が不足していることを示す。今までに出会ったことがあるけれど覚えていないものが多い場合は、覚え方が悪い可能性が高くなる。また、覚えていない単語を少し分析すれば、自分が苦手なテーマも見つけることが可能になる。全部をこの方法で行わなくとも、いくつかの文章で行うことで、自分の現時点での語彙力を知り、今後どのように語彙力を増やして行けばいいかが分かるんだ。

 以上3つが利点だけど、欠点ももちろんある。まずは、コピーを2枚(書き込みをしたものと単語チェック用)使うので、机の上でないとできないこと。ただしこれは、読解の勉強では白文による文章読みチェックを数回しないと効果が薄いので、その際はどうせ机の上でやらないといけないのだから、その時に単語チェックをすればいいだけの話。また、段階5ので大きく○で囲った単語をチェックする際、何枚もコピーを見るのは大変だよね。これを回避するには、段階4で覚えてないものだけをカード化し、その後それを使って覚えるようにすれば、当然少ない数だけのカードを作ればいいので、それをその後活用すれば、能率よくカードを使って単語力アップが見込める。そのように考えれば、欠点よりも利点が多いのは明らかでしょ?

 この方法は、読解などの文章の中から単語力アップする方法としては非常に有効なので、白文を使ったチェックと共に取り入れよう。


<辞書の使い方>

 受験英語の学習において辞書は欠かせないけど、もちろん単語力をアップする上でも辞書は大事。ただし、ただ使えばいいってもんじゃない。「英単語の効果的な勉強法−英単語を覚えるコツ」で、「知らない単語や知識に定着していない単語に出会ったら、面倒くさがらずに必ず辞書を引くことが大事。ただし、分からない単語に出会ったからといってすぐに引いちゃだめだよ!」って書いたけど、このことに関してここで説明するね。

 知らない単語の意味を探すだけじゃなく、単語を関連づけなどで覚える際にも、辞書はとても有効。だから、辞書はこまめに利用しないといけない。でも、読解などで文や文章を読んでいる時に、知らない単語があったからといっていきなり辞書を引いちゃだめ!これにはいろいろな理由がある。

 まず1つ目の理由は、辞書などの助けなしでどのぐらいの単語力があるかを自己分析しなければならないから。読解の予習の際、いきなり辞書を使うと読めた気になってしまい、自分の力で読めたかどうか分からない。だから、いくら読めなくても、まずは辞書なしで読まないといけないんだ。本番では辞書を使えないわけだし、辞書を使わないで読んだ時と解説での正しい読み方を比べることで、自分の実力が客観的に分かり、復習段階で能率よく勉強できるようになる。もちろんこれは、単語でも同じ。辞書なしで読んだ時に分からなかった単語をチェックしておかないと、自分の単語力がどのぐらいないのかが分からないし、何を特に集中して覚えればいいのかがはっきりせず、単語を覚える際の能率も下がるんだ。

 次に2つ目の理由は、予習よりも復習段階で辞書を引きたいから。さっき、予習では辞書を引いちゃだめって書いたけど、一回辞書なしで読んだ後ならば、辞書を引くことは問題ない。特に予備校の講義の場合は、かなり読解が得意な人以外は、辞書なしで予習していっただけでは授業についていけない可能性が高いから、予習で辞書を引く必要がある。だから僕は、読解の予習を予習1(辞書を使わないで文章を読み問題を解くこと)と予習2(予習1の後に辞書を使ってさらに読むこと)の2つに分けることを勧めている。ただし、予習に時間をかけすぎると、復習で覚える時間が減るし、間違って覚えてしまう危険性もある。読解の予習で大事なのは、あくまで辞書を使わない予習1であって、復習の時間に支障が出るほど予習2で辞書を引くのは、効率が悪いんだ。

 そして最後の3番目の理由は、類推の練習ができないから「英単語の重要性と必要とされる力」で、類推はある程度以上の単語力がないと無理だと書いた。だから、まだまだ単語力が少なく、読解が苦手なうちは、特に類推の練習をする必要はない。解説や復習で覚えてしまう方が能率的だからね。ただし、ある程度実力がついてきたら、本番を意識して分からない単語を類推する練習をする必要が出てくる。実際の試験でも、分からない単語が出てくることは普通だからね。いきなり辞書を引いてしまうと、もちろん類推できない。また、いきなり辞書を引くよりも、自分なりに類推してからの方が、それが合っていても間違っていても印象が深くなるので、記憶に定着しやすいという利点もあるんだ。

 以上の理由から、いきなり辞書を引くのはまずいし、予習2でも辞書を引くのは最低限でいい。ただし、復習段階では面倒くさがらずに、こまめに辞書を引くこと!これは単語だけでなく、熟語や構文も絶対に大事だよ。まずは、その文や文章内の意味や使われ方に注目して調べ、覚えることが大事。その際、辞書を調べる効率を少しでもよくするため、その語句の使われ方(例えば動詞ならその後ろがどのような形で使われているのかなど)に注目してから辞書を引くと、見つかりやすくなる、さらに余裕があれば、その単語の他の意味や使い方も辞書で読んでみよう。

 もちろん、分かっている単語は調べなくてもいいけれど、復習で読んでいく時に少しでも「?」と思った単語があったならば、絶対に調べないといけない!また、予習段階でマーカーを引いた単語も、復習の時は絶対に細かく調べることが大事だよ。(予備校の授業の場合は授業について行きやすくするため、マーカーを引いた語は調べて、書き込み用のノートにそうだと思われる意味を書いておこう)この作業を行うか行わないかで、単語を覚える効率が格段に違ってくるからね。さらに、最初の復習の時だけでなく、時間を空けた白文を使ったチェックの際も、「?」な単語があったらしっかりと調べることが大切だよ。