↑英語が出来ると旅がもっと楽しくなるよ!!↑

Go to Australia!-Diary in Australia
1st Week

<2/13−Sun>

 前日の夜のJALに乗り、早朝にブリスベン空港到着。飛行機の中で飲みすぎたせいか、ちょっと頭が痛い・・・でも時差が1時間しかないからその分余裕。学校の迎えのバスでクイーンズランド大学へ。あいにくの曇り空だが、景色はやはりきれい。すこしオレゴン(ポートランド)に似ている気がする。

 学校に到着。ホストファミリーたちの待つ教室へ。初の長期のホームステイということで、かなり緊張気味。その時、「Takanori Komiyama!」という大きな声。ホストマザーのBerylの声だった。その声を聞いて、「元気がいいおばさんだなあ」とちょっと安心。

 車で家に向かう。車の中でもよくしゃべることしゃべること。(笑)これならやっていけるはず。明日からバスで学校に行くことになるので、バス停の乗り換え場所などを確認。家に到着。

 家は学校から車で30分くらいの郊外の一軒家という感じ。とてもでかいお家。庭にはプールまである。「さすがオーストラリア!」と感心。家の中の説明を受ける。部屋も広くて快適なのを用意してくれて、ママとパパの部屋とキッチンをはさんで向いにあるので、気がねせずにすごせそう。(ちなみに子供たちは下の部屋で暮らしている)

 これからMeditationに行くとのことで、ママといっしょに集会場へ。東洋系の宗教を信仰しているらしい。そこでパパ(Bruce)と初対面、握手を交わす。もう瞑想は終わっており、たくさんの人たちと昼食をとる。アジアンテーストの料理で、これがけっこうおいしい。その中の青年と話している時に、「ベジタリアンのフードはおいしいですか?」と聞かれてはっとする。そういえば肉や魚がまったくない。いやな予感・・・

 うちに戻り、荷物の整理。その後、疲れていたので少しの間昼寝。おきた後、ママと近くのスーパーに買い物に行く。息子Kennyはそこのレストランでコックをしているので、いっしょに車で向かう。(彼はめちゃかっこいい!)

 夕食になり予感的中。やっぱりベジタリアンフード。一抹の不安がよぎる。「まっダイエットにもなっていいか」と無理やり納得。息子Leonard、娘Monicaといっしょに夕食。(あとでこれがとんでもない誤解と分かるのだが・・・)いろいろと会話をしながら食事終了。

 日本から持ってきたおみやげを渡す。とてもよろこんでくれてうれしい。(ホームステイに行く場合は日本的なものをもっていくのがおすすめ)食後のデザートはフルーツの上にてんこ盛りのどでかいアイス。(これじゃダイエットにならん・・・(笑))

 今日は疲れているので、早めにベットヘ。おやすみなさい・・・


<2/14−Mon>

 今日は学校の初日。近くに住んでいるクラスメートのママに乗っけてもらって学校へ。道は渋滞。なんとか間に合う。これじゃあかなり朝はやくでないといかんなあ。

 午前中は簡単なオリエンテーションの後、簡単なテスト。(ていうかなめとんのか!っていうくらい簡単)学校の案内をしてもらうのだが、まじでばかでかい!しかも普通の生徒たちも初日であるらしく、人であふれかえっている。昼食をカフェテリアでとる。

 午後からは最初の授業。先生のGlennはとてもおもしろい、ナイスミドル。(ちょっとショーンコネリーに似ている)RとLの発音、Wombatについての文章などを勉強する。教え方もとてもうまく、日本の学校でもこうやって教えたらいいのになあと感心。最後にオーストラリアについてのクイズを渡されるが、まったくわからん。(少しは前もって勉強してくりゃあよかった)ホストファミリーに聞いてごらんとのことで宿題になる。

 授業後うちのママが迎えに車で迎えに来る。しんちゃん(うちの近くに住むクラスメート)と明日何時のバスに乗ればいいかを打ち合わせする。はたしてちゃんと着けるのか・・・

 家に帰りママと食事。とてもやさしいひとで、僕専用に肉料理を作ってくれた。「わざわざつくってくれなくてもいいよ!」というと、「なれてるから大丈夫よ」と心地よい返事。ありがとう。

 夕食後テレビを見ながら宿題を手伝ってもらう。答えだけじゃなくて、オーストラリアについていろいろと教えてくれた。特に面白かったのは、オーストラリアの国歌について。“Advance Australian Fair”というのが正式の国歌らしいが、それは政府だけがそういってるのであって、国民は“Waltzing Matilda”の方が好きだから、オリンピックとかでもそれが流れるのよ!と教えてくれた。

 明日早く起きなきゃということで今日も早めに就寝。(この後これが普通の時間になる)なんと健康的な生活。


<2/15−Tue>

 7時半ごろのバスに乗り、一回乗り継いでなんとか学校に到着。早起きで眠い・・・

 1時間目は“Grammar Structure Clinic”先生はPeter。応用言語学を勉強している博士過程の生徒でもあるらしい。「グラマーだからあんまりおもしろい授業はできないけど・・・」といっていたが、そんなことは全然ない。“Sentence Auction”というのをやったが、これがとても面白かった。4チームに分かれ、オークション形式で文法的に正しいとおもう文を買うというもの。家のチームの戦略はばっちりで「勝った!」と思いきや、自信をもって買った文が実は間違い。(ちなみに“Why don’t you come over and have a lunch?”という文。どこがまちがってるか分かる?)でもつまらない文法もこうやれば楽しく教えられるんだなあととても勉強になった。

 2時間目は“Writing Skills”先生は同じ。Diaryを書いて添削してもらった。1週間の中で一番印象的なことということだったが、最初ということで、はじめてホストママにあった時のエピソードを書いた。ライティングはけっこう得意(というか修論を英語で書いたのでなれた)なんだけど、こまかいところでけっこうまちがってたり、もっといい表現があったりと、とても勉強になった。(やっぱライティングは、書いたのを添削してもらうのが一番!)

 午後はActivityで、Lone Pineにいった。これはとても有名な動物園で、コアラを抱いて写真を撮れるのが売りだ。(コアラは抱かれるとストレスがたまってよくないとのことで禁止されているところも多いが、クインズランド州はOK)コアラはとってもかわいいけど、目が赤くてちょっと鋭い!(♪がぶ飲みしたいときー♪)他にもカンガルーが放し飼いにされていたりとオーストラリアの動物たちに会える。定番だけどなかなか楽しいところ。

 家に帰ってからは、いつも通り。ホストファミリーとの会話は、とても楽しいし勉強になる。


<2/16−Wed>

 1時間目は“Integrated Communication Skills”先生はTeresa。クラスメートとの共通点を探すゲームや、ホストファミリーにするオーストラリアについての質問を考えた。その中で“Tag Question”の勉強をしたが、これが後にクラスメート内ではやるギャグになることとなるとは・・・

 2時間目は“Audio-Visual Listening & Discussion”先生は同じ。North Stradbroke Islandについてのビデオを見る。とても美しい島で、イルカなどのいろいろな海洋動物に会えるらしい。いってみたいなあ。

 昼食をはさんで3時間目は“Language in Action”Margaret。最初はMiming。パントマイムとかで英語を考えるもの。次はFluency-based speaking。1分間とまらずに、あるトピックについてなんでもいいからしゃべり続けるというものだが、これがけっこう難しい。最後はExpressing opinions。さまざまな主張について、それに賛成したり反対したりするもの。2人だけのペアだから楽にできた。ディスカッションの練習のようなもの。

 授業後今日は友達と町に行こうと予定していたのだが、“English Conversation Club”というサークルが勧誘をしていたので、面白そうなので参加した。学生たちなので、やっぱりしゃべるスピードが速い。雑談の後にゲームがあったのだが、名前についての由来を考えるというもの。でもJenniferっていわれてもなあ、全然分からん・・・まあ楽しそうだから、来週からも参加してみようっと。

 その後City CatというフェリーでCityへ。ブリスベン側を下って(上りかなあ?)いくのだが、とてもきれいな景色。町はかなりせまい。時間も遅かったので、ECCの学生に教えてもらったJo Jo'sとういお店で夕食。T-boneステーキを食べる。なかなかの味。ほろ酔い加減で帰宅。


<2/17−Thu>

 1時間目は“Oral Communication Skills”先生はKaren。“Fillers”について勉強。(WellとかYou knowとか、会話の間を埋めるもの)今まであまり意識して使っていなかったので、とても難しい。(でもネイティブの会話をよく聞いてみると、けっこう使ってるんだよね)2人の会話をビデオにも収録。出来上がりが楽しみだ。

 2時間目は“Integrated Communication Skills / Preparation for Activities”先生はFelicity。最初はInterrupting Game。あるトピックについてしゃべっているところに、”Excuse me for interrupting, but・・・” などを使い、いろいろ質問していく。丁寧なつっこみといったところか?もうひとつは、有名人に会った時のエピソードについて。前置きとして自分が会った芸能人について話したのだが、後輩のアナウンサーがどんな番組に出てるかについて四苦八苦。(こういうのって難しいよね)その後はテープで「Sean Conneryに会った女性の話し」を聞くのだが、興奮して話しているという設定のせいか、早いのなんのって。Listening能力の不足を痛感。

 午後はActivityで、オーストラリアの学生たちとの会話。すごろくのコマにいろいろなトピックがあり、それについてしゃべるというもの。(♪なにがでるかな?♪の発展版)これがとても面白かった。けっこうプライベートな話題も出たりして・・・

 放課後はテニスをやった。大学の時よく試合をしていた早稲田のサークルの後輩がいることが分かり、大笑い。(しかも僕のことを知っているらしい)数人でラリーをした後、オーストラリア人と試合。やっぱテニスは楽しいわ。(めっちゃ下手になってるけど・・・)


<2/18−Fri>

 1時間目は“Public Speaking Skills”先生はElizabeth。彼女はしゃべりかたやアクションがとても面白く、“Crazy”というあだ名をつける。(あくまで親しみをこめてね)SpeechやPresentationをする際に大切なことを学んだ後、5人のグループになり、あるトピックについて2分くらいで話した。僕は自分の性格についてはなした。最後の結論がトピックとずれてしまったけど、まあこれはこれでよしとしよう。(やっぱり準備無しでしゃべるのは難しいね)

 2時間目は“Australian Studies & Culture”先生はFelicity。最初でかい紙にオーストラリアの地図を書き、知っていることを何でもどんどん書き込んでいく。「オーストラリアって猫みたいな形じゃなかった?」と猫の顔の絵を描き大笑い。その後オーストラリアの一般的なことを勉強。次はAborigines(オーストラリアの先住民族)について勉強。アボリジニーの伝統的音楽とロックを融合したバンド、“Yothu Yindi”のボーカルMandawuy Yunupinguの人生について、ビデオを見ながら勉強。ネイティブアメリカンが抱えている問題ととても似ているなあと感じた。(やっぱ、文化について学ぶことはとても興味深い)

 今日は授業が午前中だけということで、早々と町へ向かう。South Bankという、プールもある公園にいった。そこの劇場でミュージカル“Chicago”がやっているとのことでチケットを購入。75$だったのだが、T/Cで買う時に国際学生証を見せたら、学生ということで何と25$に。ラッキー。来週の水曜日が楽しみだ。

 その後、友達たちは映画を見るということで、一人でサウスバンクと町を探索。サウスバンクは水曜日にはフリマみたいなのになっており、ウィンドウショッピング。その後町へ向い、Internet Cafeがあったのでメールでも打つかと入ってみる。店員に「日本語でもできるか?」と聞いたら「OKだ」というので何度もトライするが結局だめ。(オーストラリアはアメリカほどPCが発展していない)返金してもらって待ち合わせ場所へ。

 夜はまたもやJo Jo'sで飲むことに。Chicken with Chili&BazilのBloody Hotを食べたんだけど、これがむちゃくちゃ辛い!だって、一口分とると唐辛子のかけらが2、3こついてるんだもん。でもおいしかったー。


<2/19−Sat>

 早起きして、電車とバスでGold Coastに向かう。やっぱオーストラリアに来たからにはいっとかなきゃいけないっしょ!ということで。2時間ほどで到着。いい天気で景色もめちゃきれい!

 ホテルにチェックイン。(アパートメントホテルなので、部屋も広いのに安くてお得)海岸に向う。(ここらへんはSurfer’s Paradiseといわれている)やっぱり海岸はめちゃきれい!でも人がいっぱい。とりあえず近くのお店で昼食。「おっ、レッドロブスターじゃん!」と思ったら、“Red Rooster”だった。(笑)

 昼食後、近くにバンジージャンプができるというところがあるというので、ちょっと偵察。高さもお金も高いせいか、だれもやっている人がいない・・・そこで、今日はとりあえず“Frying Coaster”に乗ることに。これはスーパーマン状態になり、巨大なブランコに乗るというもの。(うまく説明できん)かなりの高さだが、かぜを切ってすごく気持ちよかった。景色もすごい遠くの方まで見えるし。(値段も手ごろなのでぜひおすすめ!)

 その後は海岸に行き、Body Boardをすることに。以前九十九里浜でやった事があったが、その時は全然乗れなかったのでそのリベンジ。波がすごく強いので、乗るのは簡単。結構うまく乗れて気持ちよかった。でも沖まで歩いていくのに一苦労。海水もめちゃめちゃしょっぱいし・・・ちょっと疲れたよ。

 夜はRusty Penguinというシーフードレストランで豪華に食事。Morton Bay Bugというえびみたいのがとてもおいしかった。その後はカジノに行こうとしたけど、遠いとのことで挫折。酒を買い込んでガン飲み。ごっちゃんが大爆発。(詳細はここではとてもとても書けません・・・)夜中まで飲み&語り、楽しかったー。


<2/20−Sun>

 朝ホテルをチェックアウトし、前日予約しておいたシュノーケリングへ。簡単な書類にサインし、ウェットスーツを着込み、クルーザーでいざ海へ。まずは沖から岸にいくのだが、僕は泳ぎが苦手なので危うくおぼれそうに・・・(笑)その後はやり方を教わって、泳ぐ。魚が見えるのだが、海草がいっぱいで景色は今一つ。(後で聞いたら、スキューバやシュノーケリングをやるなら、Great Barrier Reefとかにいった方がいいらしい)でもけっこう楽しかった。

 昼食をとり、Surfer’s Paradiseの方に徒歩で戻る。途中橋から川へみんなが飛び込んでいる。みんなテンションが高いこと高いこと。もりちゃんとしんちゃんが飛び込む。

 その後昨日いったバンジースポットへ。勇気を出して“Bungey Jump”をすることに。日本でもマザー牧場で小さいのをやったことはあったけど、それとは比にならないくらい高い。リフトで上に上がっていくのだが、風が強くてゆれることゆれること。係員(おもしろいあんちゃんだった)がいう冗談にも引きつり笑い。恐くて手が離れない・・・

 でもいったん飛び込むと、めっちゃ気持ちよかった。風を切って猛スピードで飛び込んで聞くのだが、「おいおい、どこまでおちてくんだー。ぶつかるーーー」と思った瞬間落下が終わり、次の瞬間にはとてもきれいな空が見えた。この感覚は経験したもんじゃないとわからない。(ぜひみんなもやってみてね)

 ゴールドコースとを満喫し、ブリスベンシティーに戻る。町で夕食。Eastという店のLaksa(辛いヌードル)にはまる。楽しい週末だった。