↑英語が出来ると、お芝居はもっともっと楽しいよ!↑

Go to the USA!-NEW YORK
BROADWAYにようこそ

NYにいったらぜひお芝居を見ましょう。
僕は3日で4本見ましたが、本当に楽しかった!
そこで僕の観劇記&ブロードウェイを中心とした、NYでの演劇の情報を紹介します。


<NYで見た演劇&ミュージカル>

The Phantom of the Opera(オペラ座の怪人)

Majestic Theatre

 パリのオペラ座にすむ怪人ファントムは、愛するクリスティーをトップスターにするために、殺人まで犯していく。しかし、クリスティーには他に心引かれる男性がおり、そのことを知ったファントムは怒りに狂い、復讐を誓うが・・・

 日本でも有名な「オペラ座の怪人」。やっぱりめっちゃ込んでる。内容的にはまあまあかな。日本の四季で見た人は、両方を比べてみるのもいいかも。(ちなみに僕は見てないけど。)Broadwayの王道を感じる作品で、休みの多い月曜でもやってるので、月曜にはおすすめ。

おすすめ度 ☆ ☆ ☆ (5点満点)


The Fantastics(ザ・ファンタスティクス)

Sullivan Street Theater

 隣に住む幼なじみの男の子と女の子は、いがみあっている父親達を尻目にお互い愛し合っていく。しかし実はその父親達は親友同士で、お互いの子どもをくっつけるために仲の悪い振りをしているのだった・・・

 オフブロードウェイで40年近くも上演を続けている、大ヒットミュージカル。会場が小さいため、その分登場人物たちが身近に感じられる。ストーリー的にも分かりやすく、普遍的なテーマなため、大人も子どもも誰でも楽しめる。お金をかけないセットや、Muteという日本でいう黒子のような役者を見て、ブロードウェイとオフブロードウェイの違いを比べてみるのも面白い。

おすすめ度 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ (5点満点)


Death of a Salesman(セールスマンの死)

Eugene O'Neill Theatre

 年老いたセールスマン、ウィリーは売り上げもなく、生活に疲れ果てており、息子たちともうまくいっていない。しかし昔は羽振りもよく、長男ビフとの仲もすうばらしくよかった。それが、なぜ今のようになってしまったのかが、彼の現在と過去の回想シーンによって次第に明らかになっていく・・・

 49年に初演されたアーサー・ミラーの名作のリバイバル。99年度TONY賞の最優秀リバイバルを受賞するなど、相変わらず評価の高い作品。演劇の勉強をしている人には、絶対に見てほしい作品。のちろん、そうでないひとにもおすすめ。ただしミュージカルではないので、英語はちょっとむずかしめ。

おすすめ度 ☆ ☆ ☆ ☆ (5点満点)


Ragtime(ラグタイム)

Ford Center for the Performing Arts

 ニューヨークを舞台に、裕福なアングロサクソン一家、ユダヤ人移民の父娘、黒人のピアニストとその恋人という、3つの人種のそれぞれの生活やお互いの交流を通して、20世紀初頭からのアメリカの栄光と問題が描かれていく・・・

 1998年度のトニー賞を3部門受賞しているミュージカル。ストーリーや演出の面で、アメリカっぽいなあと感じた。アメリカ好きにはぜひとも見てほしいおすすめの作品。歴史の勉強にもなります。音楽的にもすばらしく、特に黒人女性の歌はとりはだもの。

おすすめ度 ☆ ☆ ☆ ☆ (5点満点)


*僕は今回この4つを見たけれど、時間があればもっと見たかったなあ。
(特にRent、Chicago、Fosse、Artなどなど。)

とりあえずいろいろチャレンジしてみるのがいいかも!


<おすすめのお店-Theater Circle>

 「オペラ座の怪人」を上演しているMajestic Theatreの向かい(だったと思うんだけど)にある、シアター・サークルというお店は、お芝居関係のいろいろなグッズが売っている超おすすめのお店。お土産にもなりそうなティーシャツやマグカップ、アクセサリー類はもちろん、奥には本屋があり、たくさんの脚本が売られてます。

 ただ、値段が高めなので他の店で安く売ってるものもあります。特にレコードはTower Recordがどうやら一番安いっぽい。でも古くてもう上演してない演劇のパンフレットなど、希少価値のあるものもあります。

 ブロードウェイにいったら、ぜひよってみてください!(お芝居好きにはたまらんぜっ!)


<チケットの取り方>

 まずはチケットをとらないことには何も始まりません。その方法はいくつかあります。日本で取った方が着実ですが、手数料が高い!しかも予定はどうなるかわからないのに予約するのは・・・と考えてる方は現地で取りましょう。

 1.まずは情報収集から!何が見たいのかを、あらかじめ日本にいるうちに情報誌でチェックしましょう。その際おすすめなのが「シアターガイド」。日本で売られている演劇の情報誌で、米国ブロードウェイPLAYBILL誌と提携しており、劇場・出演者・あらすじなどだけでなく、新しいトピックなども紹介されています。価格も400円でおとく!
 ただ注意しなければならないのは、やはり日本での情報はおそく、間違えもあります。僕も“RENT”を見ようとして水曜のチケットを取ろうとしたら、実際は月曜じゃなく水曜休みで悔しい思いをしました。
 そこで、NYについたら“Time Out”(「たま」で通じます!っていうかそうとしか聞こえん!!)これは演劇だけでなく、あらゆるエンターテインメントの情報が満載なので、かなり使えます。

 2.そしてみたいのが見つかったら、直接各劇場のボックスオフィスに行くのが一番いい方法です。手数料もかからないし、場所もおぼえられます。しかも主要な劇場はかたまってるので、初日に劇場回りをすれば先の分のチケットを取れ、しかもBroadwayの雰囲気が味わえます。

 3.お金を節約したい!しかも時間がある人は、TKTSに行きましょう。ここは売れ残った当日チケットを半額で売ってくれます。タイムズスクエアにいけば場所はすぐ分かります。ただめちゃめちゃこんでます。(ほんとすごいよ。)長期滞在で、我慢強い人にはいいでしょう。ロウワーマンハッタンにもあり、こちらは比較的すいているらしいです。

 4.その日の夜に予定がない人は、当日劇場に並んでキャンセル待ちをしてみましょう。また、立ち見席があるところもあります。ただし取れるかどうかは運次第!チャレンジする価値はあり!(かな?)

 たいていのお芝居はこれでいけるはずです。僕も行ってからチケットを取れました。ただし、人気のあるものはチケットがとれないので、お金を惜しまず日本で取るのが一番です!(例えば友達の付き添いで“Lion King”のチケットを取りに行ったら、「今後3週間はありません」だって!)

 TELで取るということもできますが、クレジットカードが必要で、場所によってはカードの種類が指定されているので注意!(しかも英語で電話はちょっときつい。)

 英語に自信がない人は、大きなホテルのにある日本の航空会社のカウンターで頼むこともできますが、手数料がめちゃ高いので、そうするくらいなら日本で取っておきましょう。

 まあでも、そんなことしなくても、劇場に行けば何とかなります。(日にち&曜日&時間さえ間違えなければOK。)チケットを取るのは、実はかなりの楽しみでもあります。ぜひチャレンジ!!

 チケットを取った後は、たっぷりお楽しみください!!