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ちょっといいもの-映画好き?
涙、ヒューマンドラマ系

*新しいののは一定期間一番上に、それ以外は星の多いもの順。
タイトルをクリックすると、感想があるよ!


サトラレ  ☆☆☆☆☆(映)

 自分の思っている人がすべて回りの人に伝わってしまうというありがたくない特種能力(サトラレ)を持った里見健一は、外科医を志しているが、サトラレであるがために手術をさせてもらえず、恋もうまく行かない。彼の頭脳を新薬研究に生かすため、医者を止めさせるよう一人の女性精神科医が派遣されるが・・・

 安藤正信主演のヒューマンコメディー。とにかく泣けること間違いなし!!(ハンカチをお忘れなく)あれだけ笑えて、泣けて、考えさせられる感動作はめったにない。みんなにめっちゃ見て欲しい作品。ちょーおすすめ!


グリーンマイル  ☆☆☆☆☆(映)

 大恐慌時代のアメリカ、死刑囚官房の看守をしていたポールの元に、2Mを越える黒人の大男、コーフィーが送られてくる。彼は幼い少女を二人殺したという罪でまもなく処刑されるのだ。だが彼は凶悪な殺人犯とは思えないほど物静かで、少年のように暗闇におびえていた。そしてじきにポールはコーフィーに不思議な能力があることを発見する・・・

 「ショーシャンクの空」(これもおすすめ)でコンビを組んだ、原作スティーブン・キング、脚本・監督フランク・ダラボンの傑作。人間の愛ややさしさ、死の問題などいろいろと考えさせられる。久しぶりに見たいい映画。ほんとにおすすめ。


シックス・センス  ☆☆☆☆(映)

 10年前に患者を救えなかったというトラウマにとらわれ、妻との関係も悪くなってしまった小児精神医マルコムが、その昔の患者に似た子どもを担当することになる。しかしその子どもは普通の人には見えないはずの幽霊が見えてしまうのであった・・・

 一見ホラーチックだが、実際はヒューマンドラマ。宣伝は恐そうだが、それほどは恐くないので安心。子どもの演技がすばらしく、なかなか泣かせる。恐いのがある程度大丈夫な人におすすめ。この映画にはひとつ非常に大きなひみつがあるので、それを探ってみよう!


ライフ・イズ・ビューティフル  ☆☆☆☆(ビ)

 いつも笑顔を絶やさないグイドは小学校教師のドーラに一目ぼれ。あふれんばかりのユーモアに彼女もだんだん引かれていき、幸せな家庭を築く。しかし戦争がだんだん迫り、運命の大きなの壁が彼らの前に立ちはだかる。グイドがユダヤ人であったばかりに・・・

 ロベルト・ベニーニ監督・脚本・主演の感動作。笑いあり、涙ありで、飽きることがない。ユーモアってどんな困難な状況でも失っちゃいけないよね?イタリア映画はこれまであまり見たことがなかったけど、これから注目かも。


パッチアダムス  ☆☆☆☆(ビ)

 自殺症で精神病院に入院したパッチは、患者たちと交流から、医者として人の役に立ちたいと希望し、医大に入学する。ただ彼のとっぴな行動やユーモアは、しばしば回りの人々、特に学長との衝突を生み出す。だが彼は自分の目指す患者と同じ目線に立った医者の姿を求め続けていく・・・

   ロビン・ウィリアムズ主演のヒューマンコメディー。彼にしかこの役はできない!医学の世界だけでなく、人生の行き方についてもいろいろと考えさせられる作品。けっこう泣けます!!特に医学の道を志す人には絶対見てほしい作品。


ジョンQ  ☆☆☆☆(ビ)

 ある日、息子が野球の試合中に倒れてしまう。検査の結果、移植でしか助からない心臓病だった。父のジョンと妻のデニスはもちろん移植を希望するが、そのためには多額のお金が必要だったのだ。金を払ってくれるはずの医療保険も仕事の契約のごまかしから当てに出来ず、彼は最後の手段に出る・・・

 デンゼル・ワシントン主演の社会派ヒューマンドラマ。親子愛や医療問題などの社会の現実について、深く考えさせられる。いわゆる感動ものではないけれど、ぜひみんなに見て欲しい作品。

  ジョンQの公式サイト


海辺の家  ☆☆☆☆

 仕事を解雇され、自分がガンで死期が近いことも知ってしまった中年男ジョージは、家を一緒に建て直すことで、険悪になってしまった息子との関係や、自分の人生を見直そうとしていく・・・

 アカデミ−賞受賞俳優ケビン・クライン主演のヒューマンドラマ。親子愛という一見ありがちなストーリーの中にさまざまな社会問題を取扱い、伏線を巧みに使い、さわやかな感動も与えてくれるとってもうまい映画。自分の人生を見直したい人や、悩む思春期の子供にもおすすめの映画だよ!

  海辺の家の公式サイト(おすぎのコメントも見れるよ。)


ペイ・フォワード  ☆☆☆(映)

 中学一年生の少年トレバーは、社会科教師の課題「世界を変えるためには何をすればいいか?」について独創的なアイデアを考える。それは3人の人によいことをし、そのまた次の人が3人によいことをするという、善意のリングであった・・・

 シックスセンスでの名演技が記憶に新しい、ハーレイ・オスメント主演のヒューマンドラマ。ケビン・スペイシーとヘレン・ハントの演技も見事。ストーリーもなかなかで、じわじわと感動が押し寄せてくる。あなたは人の善意を信じますか?


鉄道員(ぽっぽや)  ☆☆☆(映)

 一人娘と愛する妻の死んだ日も、うらびれたローカル線の駅長として自分の職務を不器用なまでに全うする一人の鉄道員(ぽっぽや)佐藤乙松。彼は昔ことを思い出し、後悔しながらも今日もホームに立ち続ける。そんな彼の前に、古い人形を持った一人の少女が現れる。

 浅田次郎の直木賞受賞作の映画化。さまざまな形の愛や、人と人とのつながりを感じさせる。感動ものずきにはおすすめ。(涙腺弱い人はハンカチ持参で)