ちょっといいもの-映画好き?
「オースティン・パワーズ・デラックス」の感想

 まじでばか映画!!大爆笑してしまった。どうしたらあそこまでくだらないことが思いつくんだろうと思うほどの、ギャグ・下ネタ・パロディーの連発。この映画に意味なんか求めちゃいけない!(笑)

 特に面白かったのは、やっぱり○○○型宇宙船を見て、いろんな人がコメントする場面かなあ。(かなりおげれつだけど)画面をうまくスイッチさせて、名前を呼びかけながらも、その名前が○○のスラングというところがまじでうまい。(Dickぐらいは知ってたけど、あんなにあるとは知らなんだ)しかも2回目のシーンではそのものズバリ!でおちをつけてる。いかんなあ、ああいうのつくっちゃ!(笑)

 この映画ってほかの映画を元にしたパロディーが多いので、どこまで知ってるかが面白さに影響してくるんだよね。特に007シリーズが多いらしく、ぼくはほとんど見てないので、そこはつらかったかな。(でも知らなくても楽しめるか) 大統領(ティム・ロビンスなんだって、気づいた?)を脅迫するシーンに「インディペンスデイ」をまんま使ってるとこなんか大爆笑。

 Dr.イーブルが息子のスコットと出演したTV番組「Jerry Springer Show」は、実際も本当にあんな感じなんだって。放送禁止用語の連発で、ピーってはいりまくりらしい。(ののしりあいのあげく、最後には掴み合いの大喧嘩)ああいうのをTVでやれるってとこが、やっぱアメリカだわ。

 ミニーミーかわいくなかった?僕も自分のミニーミーがほしい、ってあんなのいらないか。(笑)でも彼を見てると、あのキモいダンシングベイビーを思い出したのは僕だけじゃないはず。(DOGA−CHAKA DOGA−CHAKA…)

 その他にも、スターバックスコーヒー(ほんとにアメリカのどこにでもある)、エピソードワンのパロディー(Dr.イーブルがオースティンに自分の息子だと告げるせりふ、しかもおおうそ)、女の子達の名前(フェルシティー・シャグウェルなんてやばいだろ!)、しゃれた音楽とファッション、テントでのお下劣シーン(あれはやりすぎだろ)などなど、見所満載の(?)映画でした。Part1も見てみよっと。(ちなみに僕はお下劣はきらいです)文句なく星4つ。

(2000.7.11)