ちょっといいもの-映画好き?
「キャッツ&ドッグス」の感想

 けっこうよかった。内容も笑えたし、ちょっと感動もしたし、CGもすごいし、なんといってもよくあんなにくだらない(っていっちゃ失礼?)設定を考えるよね。笑いまくっちゃったよ。人間の知らないところで犬と猫の壮絶な戦いが行われてるんだよ。しかも超ハイテクな戦い。こういうありえない設定を大真面目で映画にするのがハリウッド映画のすごさかもね。

 僕は超犬好き人間なので、どうしても犬の味方をしちゃうんだけど、ルーのかわいさはもう反則だね。あと飼い犬のときのかわいさとしゃべる犬の時のギャップも笑えた。犬なんだけど、考えてることとかセリフとかも人間の子供みたいなんだよね。はちも実はあんなことを考えてたりして。(笑)動物が実はしゃべれるのを隠してたりなんてホントだったらちょっと怖いね。古いんだけど「ドン松五郎の冒険」を思い出したよ。(年がばれる?(笑))

 あとちょっと感動したのが、ルーと少年の友情。動物とかって飼いはじめるときだけかわいがって、あとはほっぽらかしとか、捨てられちゃったりするっていうのもよく聞くじゃない?実際ブッチもそういう目にあってる。でも、動物にだって飼い主を選ぶ権利があるんじゃないかな?動物を飼う前にこの映画を見て、動物を飼うことの大変さと楽しさを知って欲しいって思った。そうすれば捨てられて殺されてしまう多くの動物達の命も救えると思うし。

 ストーリー的にはなんてことないのかもしれないんだけど、面白い設定と発想、そして犬たち(猫たちもね)のかわいらしさを評価して、星3つあげちゃおう。

 *僕は犬派だからこう思うのかもしれない。猫派の人はどういう感想を持つんだろう?よかったらメールで感想を聞かせてね!

(2002.4.12)