ちょっといいもの-映画好き?
「エリン・ブロコビッチ」の感想

 ひとこと、女は強い!そして怖いっ!(笑)

 この映画の魅力は、エリン・ブロコビッチという人間のキャラクター、そしてそれを演じるジュリア・ロバーツの魅力につきる!確かに学はないし、そうとうに下品!だけど、とても魅力いっぱいの女性!!やっぱ人間は、学歴とかより、パーソナリティーでしょう。外見もかなりいいけど。(笑)

 その彼女が、弁護士を口でやっつけたり、大企業の悪に立ち向かっていく姿は、本当に見てて痛快!でもなっさけないのはまわりの男たち!いいようにやられまくりじゃん!でも世の女性の強さはまじではんぱないからね。(笑)

 一番面白かったのは、彼女のせりふ。英語で聞くと、まじでお下品言葉の連発!でもそれを最後の最後でうまくきり返した、弁護士エドのセリフも最高だった。会話の作りがうまいから、いろんなところで笑えたよね。

 でもそれだけじゃなく、病気に苦しむ人々の苦労や、反省の色もない大企業の傲慢さなどもよく出ていて、賠償金の額を伝える場面なんかは、ついジーンと来ちゃったよ。

 そこで気になるのは、この話がどれぐらいまで実話に基づいているのかということ。ほとんどは実話なんだろうけど、ほんとすごい話だねえ。

 見ていてとても痛快で、気持ちのいい映画でした!星3つ。

(2000.6.7)