ちょっといいもの-映画好き?
「天使にラブソングを・・・」の感想

 なかなかよかった。僕はミュージカルとかが好きだから余計なのかもしれないけど、ストーリーもよかったし、なんといっても歌がすごい!

 まず殺人事件を目撃しちゃうことから修道女に逃げ込むっていう設定がうまいね。その後のデロリスのはちゃめちゃぶりと修道院のお堅さがほんと対照的で面白いんだけど、歌っていう媒介の中からだんだん溶け込んでいって、最後には友情がめばえちゃう。なんかこうかくとえらい単純なストーリーなんだけど、なんといってもデロリスがすごい自分に正直なんだよね。あと偏見がないっていうか。だから危険な地域社会とも溶け込めるし、最終的には院長も彼女を認めることができる。

 やっぱり人とか社会とかが変わってく上では、いろんな障害があるし、変な目で見られたりもする。でもそんな中でも自分の信条にしたがっていけば、最後にはまわりにも理解してもらえるんじゃないかなって思ったよ。

 でもやっぱ歌だよなあ歌。心を揺さぶるっていうか、思わず一緒に踊りたくなるようなゴスペル。音楽って言葉を超えた何かがある気がするんだよなあ。僕は宗教とか興味ないんだけど、ああいうゴスペルとかやってみたいなあ!

 見た後に爽快感があって、元気になれる、そんな映画でした。星3つ。