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ちょっといいもの-本好き?
リング・シリーズ(鈴木光司)

僕の好きなサイコホラー、『リング』関連の本です!

*順番はシリーズの順。新しいものは一定期間一番上に来ます。

*タイトルにリンクがある場合は、感想が書いてあります。
ネタバレするので、本を読んだ後にでも見てね!

*本の絵の横をクリックすると、インターネット書店に飛べます。
他の人のレビューも見れるよ!読んだら書いてみるのもいいかも!!


『リング』

 雑誌記者の浅川は、全くの同日の同時刻に、自分の姪も含んだ4人の若い男女が死んだという事実をつかむ。彼らの死の原因には、見たら1週間後に死ぬという、1本の呪いのビデオの存在があった・・・

 リングシリーズの世界は、全てこの本から始まった。非現実的な呪いと現代科学が生み出したビデオテープという相反するものを結び付けたところがうまい!どきどきする怖さは映画ほどではないけど、人間の内面に潜む怖さは、映画以上に恐ろしい。サイコホラーの最高傑作に間違いない!

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『らせん』

 幼い息子を海で亡くしたショックから立ち直りきれていない監察医の安藤は、謎の死を遂げた男の解剖を担当する。その男が大学時代友人、高山竜司のものであったことから、安藤もリングの世界に巻き込まれていく・・・

 『リング』を科学的、医学的な見地から検証したのがこの『らせん』。『リング』の怖さは少し薄れてしまうけど、安藤が巻き込まれていく様はスリリングだし、この本でも誰しもがもつ人間の内面に潜む怖さは、恐ろしいの一言。映画を見ていまいち分からなかったひとは、この本を読むことをお勧めします!

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『ループ』

 馨は科学者の父親とやさしい母親と共に幸せな生活を送っていた。しかし、父が「転移性ヒトガンウィルス」にかかってしまったことから、彼らの生活は一変する。馨は、世界を滅亡させかねないそのウィルスの謎を追う・・・

 『リング』『らせん』の完結編。怖さは完全に薄れてしまうけど、壮大なスケールで描かれた奥深い作品。特に現実の非現実性っていうのは考えさせられる。前2作を読んだなら、読むことをお勧めします!(ただし、その評価は分かれるところかな。)

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『バースデイ』

 遠山は、同僚の死の原因を追う雑誌記者から山村貞子について取材を受ける。彼にとって貞子とは、30年前の小劇団・飛翔での同期生であるだけでなく、今でも忘れることが出来ない、愛しい女性であった・・・

 『リング』の出発点ともいえる山村貞子の過去を描いた『レモンハート』、『らせん』の中での高野舞の出産を描いた「空に浮かぶ棺」、『ループ』以降の礼子の姿を描いた「ハッピー・バースデイ」の短編3作が収録。これを読むと前三作の世界が深まるよ!

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*今、感想を書けるように読み直ししてるよ。読み終わったらUPするのでお楽しみに。