ちょっといいもの-本好き? リング・シリーズ(鈴木光司)
*順番はシリーズの順。新しいものは一定期間一番上に来ます。
*タイトルにリンクがある場合は、感想が書いてあります。 ネタバレするので、本を読んだ後にでも見てね!
*本の絵の横をクリックすると、インターネット書店に飛べます。 他の人のレビューも見れるよ!読んだら書いてみるのもいいかも!!
リングシリーズの世界は、全てこの本から始まった。非現実的な呪いと現代科学が生み出したビデオテープという相反するものを結び付けたところがうまい!どきどきする怖さは映画ほどではないけど、人間の内面に潜む怖さは、映画以上に恐ろしい。サイコホラーの最高傑作に間違いない!
楽天ブックス
『リング』を科学的、医学的な見地から検証したのがこの『らせん』。『リング』の怖さは少し薄れてしまうけど、安藤が巻き込まれていく様はスリリングだし、この本でも誰しもがもつ人間の内面に潜む怖さは、恐ろしいの一言。映画を見ていまいち分からなかったひとは、この本を読むことをお勧めします!
『リング』『らせん』の完結編。怖さは完全に薄れてしまうけど、壮大なスケールで描かれた奥深い作品。特に現実の非現実性っていうのは考えさせられる。前2作を読んだなら、読むことをお勧めします!(ただし、その評価は分かれるところかな。)
『リング』の出発点ともいえる山村貞子の過去を描いた『レモンハート』、『らせん』の中での高野舞の出産を描いた「空に浮かぶ棺」、『ループ』以降の礼子の姿を描いた「ハッピー・バースデイ」の短編3作が収録。これを読むと前三作の世界が深まるよ!